宅地建物取引士試験 平成27年(2015年)10月5: 占有に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

1/50問

権利関係
次の記述のうち、民法の条文に規定されているものはどれか。

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問題本文

占有に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

選択肢

  • 1.甲建物の所有者Aが、甲建物の隣家に居住し、甲建物の裏口を常に監視して第三者の侵入を制止していたとしても、甲建物に錠をかけてその鍵を所持しない限り、Aが甲建物を占有しているとはいえない。
  • 2.乙土地の所有者の相続人Bが、乙土地上の建物に居住しているCに対して乙土地の明渡しを求めた場合、Cは、占有者が占有物について行使する権利は適法であるとの推定規定を根拠として、明渡しを拒否することができる。
  • 3.丙土地の占有を代理しているDは、丙土地の占有が第三者に妨害された場合には、第三者に対して占有保持の訴えを提起することができる。
  • 4.占有回収の訴えは、占有を侵奪した者及びその特定承継人に対して当然に提起することができる。

正解

3. 丙土地の占有を代理しているDは、丙土地の占有が第三者に妨害された場合には、第三者に対して占有保持の訴えを提起することができる。

解説

占有に関する基本問題。占有代理人が直接占有者として第三者の侵害に対して占有訴権を行使できるかが肢3のポイント。占有代理人も自ら占有保持の訴え等の占有訴権を行使できる(197条)。よって3が正しい。

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