応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成29年度春期 午前 問19: オープンソースライセンスのGNU GPL(GNU General Public License)の説明のうち,適切なものはどれか。
オープンソースライセンスのGNU GPL(GNU General Public License)の説明のうち,適切なものはどれか。
49.59%
問題本文
オープンソースライセンスのGNU GPL(GNU General Public License)の説明のうち,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.GPLであるソースコードの実現する機能を利用する,別のプログラムのソースコードを作成すると,GPLが適用される。
- イ.GPLであるソースコードの全てを使って派生物を作った場合に限って,GPLが適用される。
- ウ.GPLであるソースコードの派生物のライセンスは,無条件にGPLとなる。
- エ.GPLであるソースコードを組み込んだ派生物をGPLにするか否かは,派生物の開発者が決める。
正解
ウ. GPLであるソースコードの派生物のライセンスは,無条件にGPLとなる。
解説
GPLの最大の特徴であるコピーレフト(copyleft)の性質を問う問題。GPLは、GPLのソースコードを利用・改変して作った派生物も必ずGPLで配布しなければならない(同じ自由を引き継がせる)という強い継承条件を持つ。したがって派生物のライセンスは無条件にGPLとなり、正解はウ。
選択肢ごとの解説
- ア.GPLコードのソースを組み込まず、実現する“機能”を真似て独自に書いたプログラムにはGPLは及ばない(機能の模倣はコードの派生ではない)。誤り。
- イ.GPLは“全てを使った場合に限る”のではなく、一部でも組み込んで派生物を作ればGPLが適用される。条件を狭めている点が誤り。
- ウ.正しい。GPLのコピーレフトにより、GPLコードを使った派生物のライセンスは無条件にGPLになる。
- エ.派生物をGPLにするか否かを開発者が選べるという記述は、コピーレフトの強制継承に反するため誤り。
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