応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成29年度春期 午前 問78: Web ページの著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。
Web ページの著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。
58.45%
問題本文
Web ページの著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.営利目的ではなく趣味として,個人が開設している Web ページに他人の著作物を無断掲載しても,私的使用であるから著作権の侵害とはならない。
- イ.作成したプログラムをインターネット上でフリーウェアとして公開した場合,配布されたプログラムは,著作権法による保護の対象とはならない。
- ウ.試用期間中のシェアウェアを使用して作成したデータを,試用期間終了後も Web ページに掲載することは,著作権の侵害に当たる。
- エ.特定の分野ごとに Web ページの URL を収集し,独自の解釈を付けたリンク集は,著作権法で保護され得る。
正解
エ. 特定の分野ごとに Web ページの URL を収集し,独自の解釈を付けたリンク集は,著作権法で保護され得る。
解説
著作権は思想・感情を創作的に表現したものに与えられ,創作性のある編集物(編集著作物)も保護対象になる。URL を特定分野ごとに収集し独自の解釈(コメント)を付けたリンク集は,素材の選択・配列に創作性が認められれば編集著作物として保護され得る。よって正解はエである。
選択肢ごとの解説
- ア.誤り。Web ページへの掲載は不特定多数が閲覧できる“公衆送信”に当たり,私的使用の範囲を超える。趣味・非営利でも他人の著作物の無断掲載は著作権侵害となる。
- イ.誤り。フリーウェアとして無償公開しても,作成したプログラムには著作権が発生しており,著作権法の保護対象である(無償=権利放棄ではない)。
- ウ.誤り。シェアウェアを使って作成したデータ自体は利用者の成果物であり,作成したデータの掲載は著作権侵害ではない(試用期間後のソフト使用継続はライセンス違反の問題)。
- エ.正しい。素材(URL)の選択や配列,独自の解釈に創作性があるリンク集は,編集著作物として著作権法で保護され得る。
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