1件のデータを処理する際に,読取りには40ミリ秒,CPU処理には30ミリ秒,書込みには50ミリ秒掛かるプログラムがある。このプログラムで,n件目の書込みと並行してn+1件目のCPU処理とn+2件目の読取りを実行すると,1分当たりの最大データ処理件数は幾つか。ここで,OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。
エ. 1,200
読取り・CPU処理・書込みの3工程を、別々のデータについて並行(パイプライン)実行する処理のスループットを問う問題である。3工程が重なって流れるとき、処理全体の周期(1件が完了する間隔)を決めるのは最も時間のかかる工程=書込みの50ミリ秒である。よって1件あたり50ミリ秒の間隔で処理が完了し、1分(60,000ミリ秒)÷50ミリ秒=1,200件となる。正解はエ。3工程の合計(120ミリ秒)で割るのではなく、ボトルネックとなる最長工程で律速される点が要点である。
応用情報技術者試験 令和3年度秋期 午前 の過去問一覧へ戻る・問15