応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和3年度秋期 午前 問25: コンピュータグラフィックスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
コンピュータグラフィックスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
55.66%
問題本文
コンピュータグラフィックスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.テクスチャマッピングは,全てのピクセルについて,視線と全ての物体との交点を計算し,その中から視点に最も近い交点を選択することによって,隠面消去を行う。
- イ.メタボールは,反射・透過方向への視線追跡を行わず,与えられた空間中のデータから輝度を計算する。
- ウ.ラジオシティ法は,拡散反射面間の相互反射による効果を考慮して拡散反射面の輝度を決める。
- エ.レイトレーシングは,形状が定義された物体の表面に,別に定義された模様を張り付けて画像を作成する。
正解
ウ. ラジオシティ法は,拡散反射面間の相互反射による効果を考慮して拡散反射面の輝度を決める。
解説
コンピュータグラフィックスの代表的な技法の定義を区別する問題である。ラジオシティ法は、光が拡散反射面どうしで相互に反射し合う効果(間接照明)を考慮して各面の輝度を計算する手法で、柔らかく自然な明るさを表現できる。この説明に一致するウが正解である。他の選択肢は技法名と説明が入れ替わっている。
選択肢ごとの解説
- ア.各ピクセルで視線と物体の交点を計算し視点に最も近い交点を選んで隠面消去するのはレイトレーシング(の隠面処理)の説明であり、テクスチャマッピングの説明ではない。
- イ.メタボールは複数の球状の力場を合成して滑らかな曲面(液体や粘体など)を生成する手法であり、輝度計算の説明とは異なる。
- ウ.正しい。拡散反射面間の相互反射(間接光)を考慮して各面の輝度を決めるのがラジオシティ法である。
- エ.物体表面に別に定義した模様(テクスチャ)を張り付けるのはテクスチャマッピングの説明であり、レイトレーシング(光線追跡)の説明ではない。
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