応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和3年度秋期 午前 問44: オープンリダイレクトを悪用した攻撃に該当するものはどれか。
オープンリダイレクトを悪用した攻撃に該当するものはどれか。
60.81%
問題本文
オープンリダイレクトを悪用した攻撃に該当するものはどれか。
選択肢
- ア.HTML メールのリンクを悪用し,HTML メールに,正規の Web サイトとは異なる偽の Web サイトの URL をリンク先に指定し,利用者がリンクをクリックすることによって,偽の Web サイトに誘導する。
- イ.Web サイトにアクセスすると自動的に他の Web サイトに遷移する機能を悪用し,攻撃者が指定した偽の Web サイトに誘導する。
- ウ.インターネット上の不特定多数のホストから DNS リクエストを受け付けて応答する DNS キャッシュサーバを悪用し,攻撃対象の Web サーバに大量の DNS のレスポンスを送り付け,リソースを枯渇させる。
- エ.設定の不備によって,正規の利用者以外からの電子メールや Web サイトへのアクセス要求を受け付けるプロキシを悪用し,送信元を偽った迷惑メールの送信を行う。
正解
イ. Web サイトにアクセスすると自動的に他の Web サイトに遷移する機能を悪用し,攻撃者が指定した偽の Web サイトに誘導する。
解説
オープンリダイレクトという脆弱性の特徴を問う問題です。オープンリダイレクトとは、Webサイトが持つ“指定したURLへ自動転送(リダイレクト)する機能”が、転送先を十分に検証しないために任意の外部サイトへ飛ばせてしまう弱点を指します。これを悪用すると、利用者は正規サイトのURL経由でアクセスしたつもりが攻撃者の用意した偽サイトへ誘導されるため、自動遷移機能の悪用を述べたイが正解です。
選択肢ごとの解説
- ア.偽サイトのURLをリンクに直接書いて誘導するのは単純なフィッシングであり、正規サイトの転送機能を悪用するオープンリダイレクトとは仕組みが異なるため誤り。
- イ.正規サイトの自動転送(リダイレクト)機能を悪用して攻撃者の偽サイトへ飛ばすのはオープンリダイレクトそのものであり、正しい。
- ウ.不特定多数から問合せを受け付けるDNSサーバを踏み台に大量の応答を集中させてリソースを枯渇させるのはDNSリフレクタ(増幅)攻撃の説明であり、オープンリダイレクトではないため誤り。
- エ.設定不備で外部からの要求を中継してしまうプロキシ(オープンプロキシ/オープンリレー)を悪用した迷惑メール送信の説明であり、別の脆弱性なので誤り。
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