応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前21: NAND 素子を用いた次の組合せ回路の出力 Z を表す式はどれか。ここで,論理式中の“・”は論理積,“+”は論理和,“X ̄”は X の否定を表す。

応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前
Q 2121 / 80
素子を用いた次の組合せ回路の出力 Z を表す式はどれか。ここで,論理式中の“・”は論理積,“+”は論理和,“X ̄”は X の否定を表す。
NAND素子を用いた組合せ回路図(入力X,Y、出力Z)
この問の正解率:47.67%(795件)

問題本文

NAND 素子を用いた次の組合せ回路の出力 Z を表す式はどれか。ここで,論理式中の“・”は論理積,“+”は論理和,“X ̄”は X の否定を表す。

選択肢

  • .X・Y
  • .X+Y
  • .X・Y ̄
  • .X+Y ̄

正解

. X+Y

解説

回路は NAND 素子3個で構成される。入力 X を受ける1段目の NAND は両入力が X なので X・X の否定=X の否定(X ̄)を出力し、同様に Y を受ける NAND は Y の否定(Y ̄)を出力する。これら X ̄ と Y ̄ を最終段の NAND に入力すると、出力は (X ̄・Y ̄) の否定となる。ド・モルガンの法則 (X ̄・Y ̄) ̄ = X ̄ ̄+Y ̄ ̄ = X+Y により、Z=X+Y(論理和)が得られるため正解はイである。同じ入力を両端子に与えた NAND が NOT(否定)として働く点が要点である。

選択肢ごとの解説

  • .X・Y(論理積)は最終段の NAND の否定を取らずに残した形であり、回路の出力とは一致しない。
  • .X ̄ と Y ̄ を最終段 NAND に入れると (X ̄・Y ̄) ̄ となり、ド・モルガンの法則で X+Y に等しい。これが回路の出力 Z で、正解。
  • .(X・Y) の否定は単独の NAND 1段の出力であり、1段目で各入力を否定してから合成する本回路の構成と合わない。
  • .(X+Y) の否定(NOR)は出力 Z=X+Y をさらに反転させた形であり、回路の出力とは逆になるため誤り。

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