
NAND 素子を用いた次の組合せ回路の出力 Z を表す式はどれか。ここで,論理式中の“・”は論理積,“+”は論理和,“X ̄”は X の否定を表す。
イ. X+Y
回路は NAND 素子3個で構成される。入力 X を受ける1段目の NAND は両入力が X なので X・X の否定=X の否定(X ̄)を出力し、同様に Y を受ける NAND は Y の否定(Y ̄)を出力する。これら X ̄ と Y ̄ を最終段の NAND に入力すると、出力は (X ̄・Y ̄) の否定となる。ド・モルガンの法則 (X ̄・Y ̄) ̄ = X ̄ ̄+Y ̄ ̄ = X+Y により、Z=X+Y(論理和)が得られるため正解はイである。同じ入力を両端子に与えた NAND が NOT(否定)として働く点が要点である。
応用情報技術者試験 令和5年度春期 午前 の過去問一覧へ戻る・問21