応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 令和6年度春期 午前 問45: オブジェクト指向におけるクラス間の関係のうち,適切なものはどれか。
におけるクラス間の関係のうち,適切なものはどれか。
60.82%
選択肢
- ア.クラス間の関連は,二つのクラス間でだけ定義できる。
- イ.サブクラスではスーパークラスの操作を再定義することができる。
- ウ.サブクラスのインスタンスが,スーパークラスで定義されている操作を実行するときは,スーパークラスのインスタンスに操作を依頼する。
- エ.二つのクラスに集約の関係があるときには,集約オブジェクトは部分となるオブジェクトと,属性及び操作を共有する。
正解
イ. サブクラスではスーパークラスの操作を再定義することができる。
解説
オブジェクト指向では、継承(インヘリタンス)によりサブクラスがスーパークラスの属性や操作(メソッド)を引き継ぐ。サブクラスは引き継いだ操作をそのまま使うだけでなく、同名のまま中身を作り直す(再定義する)ことができ、これがポリモーフィズム(多相性)の基礎となる。したがって「サブクラスではスーパークラスの操作を再定義できる」とする「イ」が正解。
選択肢ごとの解説
- ア.クラス間の関連は二つのクラスに限らず、三つ以上のクラス間でも定義でき、自分自身との関連(自己参照)も可能なので誤り。
- イ.サブクラスはスーパークラスから継承した操作を同名のまま再定義(オーバーライド)でき、ポリモーフィズムを実現するため正しい。
- ウ.サブクラスのインスタンスは継承により自分自身でその操作を実行でき、別途スーパークラスのインスタンスに依頼するわけではないので誤り。
- エ.集約は「全体と部分」の関係(has-a)であって、属性や操作を共有する継承(is-a)とは異なるので誤り。
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