ITパスポート 2009年 (平成21年 秋期) 問87「木構造を採用したファイルシステムに関する記述のうち,適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約71%です。
正解
ア. 階層が異なれば同じ名称のディレクトリが作成できる。
正答率 71.5%(831人中 594人が正解)
問題の解説
木構造 (tree structure) を採用したファイルシステムでは,ルートを起点にディレクトリが階層的に枝分かれする.階層によってディレクトリの位置が区別されるため,異なる階層なら同じ名称のディレクトリ (例: /usr/bin と /usr/local/bin) を作成可能.フルパスで識別すれば一意になる.カレントディレクトリは作業中の位置で必ずしもルートではなく,相対パス指定でもファイル作成可能,空ディレクトリも作成可能.
選択肢ごとの解説
- 正解.階層が異なれば同じ名称のディレクトリを作成できるのが木構造ファイルシステムの特徴となる.例えばUNIXの /usr/bin と /home/user/bin は別物として共存可能で,これが階層構造の利点.
- カレントディレクトリは現在作業中のディレクトリで,階層構造の最上位 (ルート) とは限らない.cd コマンド等で移動でき,任意の階層に位置するため,最上位固定という記述は誤り.覚え方や類似用語の区別を整理してお
- 相対パス指定でもファイル作成は可能で,絶対パスでなくても問題ない.touch ./test.txt のような相対パス指定が日常的に使われるため,「相対パスでは作成不可」は事実と異なる記述.覚え方や類似用語の区別
- ファイルが一つもない空のディレクトリも作成可能 (mkdir等) となる.ファイルの存在はディレクトリ作成の条件ではないため,「ファイルがないと作成不可」は事実誤認の記述で..覚え方や類似用語の区別を整理してお
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