ITパスポート試験 ITパスポート 2009年 (平成21年 春期)77: 暗号化に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ITパスポート 2009年 (平成21年 春期)
Q 7777 / 100
暗号化に関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:57.87%(1,258件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

暗号化に関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .暗号文を平文に戻すことをリセットという。
  • .共通鍵暗号方式では,暗号文と共通鍵を同時に送信する。
  • .公開鍵暗号方式では,暗号化のための鍵と平文に戻すための鍵が異なる。
  • .電子署名には,共通鍵暗号方式が使われる。

正解

. 公開鍵暗号方式では,暗号化のための鍵と平文に戻すための鍵が異なる。

解説

正解はウ。公開鍵暗号方式は暗号化のための鍵(公開鍵)と平文に戻すための鍵(秘密鍵)が異なる方式。共通鍵暗号方式は同じ鍵を使うため,鍵配送問題と相手数だけ鍵管理が課題。電子署名は秘密鍵で署名し公開鍵で検証する公開鍵暗号方式の応用。アはリセットではなく「復号」が正しい用語,イは共通鍵を一緒に送ると盗聴で台無し,エは電子署名は公開鍵方式で正しくない.

選択肢ごとの解説

  • .誤り。暗号文を平文に戻すことは「復号」(または復号化)と呼ばれる。リセットは設定や状態を初期化する意味の用語で,暗号化技術の用語として用いられることはない.
  • .誤り。共通鍵暗号方式では暗号文と共通鍵を同時に送信すると,通信路で両方傍受されれば即解読されてしまう。鍵は別の安全な経路で渡す必要がある.
  • .正解。公開鍵暗号方式では暗号化用と復号用の鍵が異なり(公開鍵と秘密鍵のペア),片方を公開しても他方からは推測できない。これにより鍵配送問題を解決.
  • .誤り。電子署名(ディジタル署名)には公開鍵暗号方式を使う。署名者は自分の秘密鍵で署名(ハッシュ値の暗号化)を生成し,受信者は対応する公開鍵で検証する。共通鍵暗号方式は使わない.

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