問題本文
ITを利用した業務処理の統制のうち,ソフトウェアによる自動処理と人手による処理を組み合わせた統制について記述しているものはどれか。
選択肢
- ア.営業員が開拓した取引先の情報を本人が直接入力するので,誤入力を防止できる。
- イ.営業員が入力した発注金額がある額を超えると管理者の承認操作を必要とするので,取引内容の適切性が複数の目で確認できる。
- ウ.新規の取引先を登録するために操作に慣れている専門の契約担当者が情報を入力するので,誤入力を防止できる。
- エ.登録された受注データに基づいてソフトウェアで製造指示データを自動作成するので,ヒューマンエラーを排除できる。
正解
イ. 営業員が入力した発注金額がある額を超えると管理者の承認操作を必要とするので,取引内容の適切性が複数の目で確認できる。
解説
ITを利用した業務処理統制のうち,ソフトウェアによる自動処理と人手による処理を組み合わせた統制とは,システムによる金額判定や警告と,それを受けた人による承認操作を組み合わせる方式である.両者の長所(自動処理の正確性・速度と人間の判断力・責任の所在明確化)を活かしてリスクを抑制できる.全自動処理(ヒューマンエラー排除型)や人手のみの処理(専門担当者型)とは異なる類型と区別する.
選択肢ごとの解説
- ア.誤り.営業員本人による直接入力は人手のみの処理であり,自動処理と人手の組合せ統制ではない.
- イ.正解.金額判定は自動処理,一定額超で管理者承認は人手と,自動と人手を組み合わせた典型的な統制方式.
- ウ.誤り.専門の契約担当者が情報入力するのは人手のみの処理であり,自動処理との組合せではない.
- エ.誤り.受注データから製造指示データを自動作成するのは自動処理のみで,人手との組合せではない.
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