昨年1月1日に本番稼働を開始したソフトウェアの保守作業の件数を1月から12月まで月別に集計したところ,図のようなグラフになった。このグラフにおける要因Aに該当する保守作業のうち,最も適切なものはどれか。 図: ソフトウェア保守作業の件数(月別の棒グラフ)。要因Aで発生した件数(濃い部分)が1〜3月に多く,4月以降は少ない。要因A以外の件数(白い部分)は年間を通じて発生。
ウ. ソフトウェアの初期不良に対応する作業
ソフトウェア稼働開始直後の1〜3月に集中し4月以降減少する保守作業のパターンは,初期段階で顕在化する不具合(初期不良)への対応と考えるのが妥当.ハードウェアの故障率を表すバスタブ曲線の初期故障期間に相当する.6月のバージョンアップなら6月前後,4月のデータ追加なら4月,改善要望なら年間継続的に発生するはずで,いずれも1〜3月集中とは異なる発生パターンになる.稼働直後の初期不良集中というパターンを認識する.
ITパスポート 2011年 (平成23年 秋期) の過去問一覧へ戻る・問32