問題本文
PCのハードディスクにデータの追加や削除を繰り返していると,データが連続した領域に保存されなくなることがある。改善策を講じない場合,どのような現象が起こり得るか。
選択肢
- ア.ウイルスが検出されなくなる。
- イ.データが正しく書き込めなくなる。
- ウ.データが正しく読み取れなくなる。
- エ.保存したデータの読取りが遅くなる。
解説
HDDで追加・削除を繰り返すとデータが連続領域に保存されず断片化(フラグメンテーション)が発生する。改善策(デフラグ=デフラグメンテーション)を講じないと、読み取り時にディスクヘッドが断片化された領域を巡回するため、読み取り速度が低下する。データ消失・書込み不能・ウイルス未検出は起こらない(空き領域があれば書込みは可能、読取りもOSが断片を組み立てて正しく行う)。SSDではフラグメンテーションの影響は小さい。
選択肢ごとの解説
- ア.不正解。フラグメンテーションはウイルス検出能力には影響しない。ウイルス未検出はアンチウイルスソフトの問題で、ファイルシステムとは無関係。
- イ.不正解。フラグメンテーションでも書込みはできる(空き領域があれば)。書込み不能になるのは容量不足や物理故障時で、断片化が直接の原因にはならない。
- ウ.不正解。フラグメンテーションでもデータは正しく読み取れる(OSが断片を組み立てる)。データ破損ではなく速度低下が主問題で、読取り内容は正確。
- エ.正解。フラグメンテーションが進むと読み取り時にディスクヘッドが断片化された領域を巡回するため、読取速度が低下する。デフラグで連続領域に再配置することで改善され、アクセス効率が回復する。
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