問題本文
[中問A 売上分析・ストラテジ] Aさんは,牛丼の単価を50円値引きして,牛丼の売上数量を増やそうと考えた。翌月に牛丼の単価を50円値引きする場合,当月の粗利益以上を稼ぐためには,翌月の牛丼の売上数量は,当月より少なくともどれだけ増やさなければならないか。
解説
正解はウ(1,600).当月の牛丼粗利益は960,000円(売上高1,920,000-原価4,800×200=960,000).値引き後の単価は400-50=350円,粗利益単価は350-200=150円.翌月の必要粗利益≥960,000円なので,必要数量×150≥960,000より必要数量≥6,400個.当月の売上数量4,800個との差は6,400-4,800=1,600個増やす必要がある.値引き販売で利益を確保するには値引き分を補う数量増が必要で,具体的な必要増分を計算する典型問題.周辺概念とセットで覚えると本問の正解選択肢が即座に判断できる.
選択肢ごとの解説
- ア.770は誤った計算結果で,例えば値引き後の粗利益を150円ではなく別の値で計算した場合や,必要粗利益額を取り違えた場合に出る誤答パターン.正しい計算は当月粗利益960,000円÷150円=6,400個で,増分は1,600個となる.対象や目的が設問の条件と異なるため不適切.
- イ.880は当月粗利益960,000を超えるための増分を880個と算出した誤り.6,400-4,800=1,600個増やす必要があるため880個では不足で当月粗利益に届かない.計算過程での割り算・引き算のミスから生じる典型的な誤答値.別概念であり設問の答えにはならない選択肢.
- ウ.正解.翌月必要数量=960,000÷150=6,400個,当月4,800個との差は6,400-4,800=1,600個.値引き前粗利益単価200円から値引き後150円に下がる分を数量増で補う計算で,具体的な目標数量増分を明確に求められる結果.
- エ.3,450は必要粗利益と単価の計算で大きく誤った場合の値.例えば翌月単価350円で当月売上高1,920,000円を達成するために必要な数量(1,920,000÷350≒5,486)等の取り違えからの誤算.正しくは粗利益ベースで計算する.用語の意味を正確に把握すれば誤りと分かる.
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