問題本文
コンピュータの補助記憶装置であるDVD装置の説明として,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.記録方式の性質上,CD-ROMを読むことはできない。
- イ.小型化することが難しく,ノート型PCには搭載できない。
- ウ.データの読出しにはレーザ光を,書込みには磁気を用いる。
- エ.読取り専用のもの,繰返し書き込むことができるものなど,複数のタイプのメディアを利用できる。
正解
エ. 読取り専用のもの,繰返し書き込むことができるものなど,複数のタイプのメディアを利用できる。
解説
DVD装置(DVDドライブ)はCD系も読み取れる下位互換性を持ち,DVD-ROM(読出し専用),DVD-R(1回書込み),DVD-RW/DVD-RAM(繰り返し書換え可能)など複数のメディアタイプに対応する補助記憶装置.片面1層約4.7GBの容量で動画・データ保存に長く使われた.アはCD-ROMが読めるため誤り(下位互換性あり),イはノートPC搭載例も多く存在し誤り,ウはデータ読み出し・書き込みともレーザ光を使う(磁気は使わない)ため誤り.読出し専用・繰り返し書込み可能など複数タイプのメディアを利用できると述べたエが正解.近年はBD・SSD・クラウド利用に置き換わりつつある.
選択肢ごとの解説
- ア.DVD装置はCD-ROM等のCD系メディアも読み取れる下位互換性を持つのが標準仕様であり,「記録方式の性質上CD-ROMを読むことはできない」という記述は事実と反する.DVDドライブの大半はCD/DVDの両方に対応しており,CD-ROMが読めるため本選択肢は誤り.
- イ.DVD装置は小型化されておりノート型PCにも広く搭載されてきた.スリムドライブ規格の薄型DVDドライブがノートPCに内蔵される例は多く,小型化が難しいという記述は事実に反するため誤り.外付け化や薄型化が進み,小型化可能な装置として広く普及している.
- ウ.DVDのデータ読み出しと書き込みはいずれもレーザ光を用いる.読み出しは反射光のパターンを検出,書込みは記録層を変化させる強力なレーザで行う仕組みで,磁気は使用しない.磁気を書込みに使うのはHDDなど磁気記憶装置であり,本選択肢は記録方式を取り違えているため誤り.
- エ.正解.DVD装置は読取り専用のDVD-ROM,1回書込みのDVD-R,繰り返し書換え可能なDVD-RW・DVD-RAM・DVD+RWなど複数タイプのメディアを利用できる補助記憶装置.用途に応じてメディアを使い分けられる柔軟性を持ち,設問の説明と完全に一致する.動画配布や個人データ保存に長く使われた.
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