ITパスポート 2013年 (平成25年 春期) 問81「職場でのノートPCの管理に関する記述①〜④のうち,盗難防止対策として,適切なもの…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約61%です。
正解
イ. ②, ③
正答率 61.1%(1,667人中 1,019人が正解)
問題の解説
ノートPCの盗難防止対策(物理的に盗まれること自体を防ぐ対策)としては,②PCをチェーンで施錠固定する(物理的に持ち出せなくする),③帰宅時は施錠可能なキャビネットに保管する(物理的に持ち出せない場所に保管)が該当する.一方,①OSのログインパスワードを設定する,④離席時にパスワードロックを行う,は盗難そのものを防ぐ対策ではなく,盗難された後の情報漏洩対策(不正利用防止策).設問は「盗難防止対策」を問うており,②③を挙げたイが正解.アは①が情報漏洩対策で不適,ウ・エは④を含むため不適.盗難防止と情報漏洩防止の区別が出題ポイント.
選択肢ごとの解説
- ①(OSのログインパスワード)と③(施錠キャビネット保管)の組合せだが,①は盗難防止対策ではなく不正利用・情報漏洩防止対策.物理的に持ち去られることを防ぐものではない.盗難防止対策には①は該当せず,②(チェーン施錠固定)が抜けているため組合せとして不適切で誤り.
- 正解.②(PCをチェーンで施錠固定)と③(帰宅時に施錠可能なキャビネットに保管)は,いずれもPCを物理的に持ち出せないようにする盗難防止対策の典型例.②は使用中も含めた固定対策,③は退勤時の保管対策で,両方を実施することで盗難リスクを大きく低減できるため適切な組合せ.
- ②③④を含む組合せだが,④(離席時にパスワードロック)は盗難そのものを防ぐ対策ではなく,盗難された後や離席時の不正利用を防ぐ対策(情報漏洩対策の一種).盗難防止対策を問う本問では④を含めるべきではないため,本選択肢は対象範囲を広く取りすぎており不適切で誤り.物理的に持ち出されることを防ぐ対策のみが該当.
- ②(チェーン施錠固定)と④(パスワードロック)だが,④は盗難そのものを防ぐ対策ではなく不正利用・情報漏洩対策のため対象外.加えて③(施錠キャビネット保管)も盗難防止対策として該当するが本選択肢では除外されているため,組合せとして不完全で誤り.
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