問題本文
システム開発における,委託先の選定に関する手順として,適切なものはどれか。 a RFPの提示 b 委託契約の締結 c 委託先の決定 d 提案書の評価
選択肢
- ア.a→c→d→b
- イ.a→d→c→b
- ウ.c→a→b→d
- エ.c→b→a→d
解説
システム開発の委託先選定は,大きく「RFP提示→提案書受領・評価→委託先決定→委託契約締結」の順で進む. すなわち,a(RFPの提示)→d(提案書の評価)→c(委託先の決定)→b(委託契約の締結)が正しい流れとなる. RFP(Request For Proposal,提案依頼書)は発注者がベンダに必要機能や調達条件を示し提案を依頼する文書である. ベンダから受け取った提案書を技術・コスト・体制面で評価し,委託先を選定したうえで契約に進む. ベンダ選びの基本フローとして頻出論点であり,順序を取り違えると失格となる典型的な手順問題である.
選択肢ごとの解説
- ア.誤り. a→c→d→bでは,RFP提示後にすぐ委託先を決定し,そのあとで提案書を評価する形になり順序が逆である. 提案書の評価を経て初めて委託先を絞り込むのが本来の流れで,評価なしに委託先を決めるのは選定プロセスとして不適切. 評価=決定の根拠という関係を意識する.
- イ.正解. a(RFP提示)→d(提案書評価)→c(委託先決定)→b(契約締結)が委託先選定の標準フロー. 発注者がRFPでベンダに提案を求め,提出された提案書を技術・費用・体制面から評価し,委託先を決定したうえで委託契約を締結するという順序を踏むのが原則である.
- ウ.誤り. c(委託先決定)→a(RFP提示)→b(契約締結)→d(提案書評価)の順は,委託先を決めてからRFPを出し,契約後に提案書を評価する不自然な順序. 通常は提案書評価をしてから委託先を決定し,その後契約締結する流れとなる. 順序整合性が欠けるため不適切である.
- エ.誤り. c(委託先決定)→b(契約締結)→a(RFP提示)→d(提案書評価)では,委託先決定や契約締結がRFP・提案書評価より前に来てしまい,選定プロセスとして成立しない. RFPと提案書評価は契約前に行うのが原則で,順序が完全に逆転している誤った組合せとなる.
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