ITパスポート試験 ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)20: グリーンITの考え方に基づく取組みの事例として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)
Q 2020 / 100
グリーンITの考え方に基づく取組みの事例として,適切なものはどれか。
この問の正解率:52.57%(1,031件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

グリーンITの考え方に基づく取組みの事例として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .LEDの青色光による目の疲労を軽減するよう配慮したディスプレイを使用する。
  • .サーバ室の出入口にエアシャワー装置を設置する。
  • .災害時に備えたバックアップシステムを構築する。
  • .資料の紙への印刷は制限して,PCのディスプレイによる閲覧に留めることを原則とする。

正解

. 資料の紙への印刷は制限して,PCのディスプレイによる閲覧に留めることを原則とする。

解説

グリーンIT(Green IT)は,情報技術(IT)に関わる省エネ・省資源・環境負荷低減を図る取り組みの総称. ITによる環境負荷削減(by IT)と,IT機器・データセンタ等の環境負荷削減(of IT)の両面がある. 紙資源の節約(印刷を制限しディスプレイ閲覧を原則とする)はペーパーレス化により紙・トナー・廃棄物を削減する典型例. 目の疲労軽減は労務環境の話,エアシャワーやバックアップはセキュリティ・可用性の話で,環境負荷低減を直接の目的とするグリーンITの事例ではない. 環境負荷削減という目的軸で判断する.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. LEDの青色光による目の疲労を軽減するディスプレイは,労働環境改善・健康配慮の取組であって,環境負荷の低減を直接目的とするグリーンITの事例ではない. 省電力との関係はあり得るが,設問の主旨「目の疲労軽減」は環境配慮ではなく人間工学の領域である.
  • .誤り. サーバ室の出入口にエアシャワー装置を設置するのは,塵埃・異物の持込み防止による機器保全や品質管理の対策であり,情報セキュリティ・施設管理の話に近い. 省エネ・省資源・環境負荷低減を狙うグリーンITの典型例には該当しない. 目的の違いに着目する.
  • .誤り. 災害時に備えたバックアップシステムの構築は,BCP・可用性確保・ディザスタリカバリ(DR)の取組であって,環境負荷低減を主目的とするグリーンITの事例ではない. むしろ機器が増える分だけ消費電力が増える可能性もあり,文脈が異なる対策である.
  • .正解. 資料の紙への印刷を制限してディスプレイ閲覧を原則とすることは,紙・トナー・廃棄物を削減するペーパーレス化であり,環境負荷の低減を狙う典型的なグリーンITの事例. テレワーク推進・電子帳票・電子契約等も同じ方向の取組で,情報技術により環境への影響を抑える行動と言える.

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