ITパスポート試験 ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)19: PPM(Product Portfolio Management)で"問題児"と呼ばれる領域の特徴として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)
Q 1919 / 100
(Product Portfolio Management)で"問題児"と呼ばれる領域の特徴として,適切なものはどれか。
この問の正解率:49.43%(878件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

PPM(Product Portfolio Management)で"問題児"と呼ばれる領域の特徴として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .市場占有率が高く,事業拡大のための積極的な投資を必要としないので,収益源となる。
  • .市場の成長と高い占有率によって大きな売上がもたらされるが,競争力維持のために継続的な投資を必要とする。
  • .市場の成長率及び市場占有率がともに低く,長期的なビジネスの期待を掛けられないので,撤退も検討しなければならない。
  • .市場は成長しているが占有率が低く,今後の収益の柱となる事業に育てるために積極的な投資を必要とする。

正解

. 市場は成長しているが占有率が低く,今後の収益の柱となる事業に育てるために積極的な投資を必要とする。

解説

PPM(Products Portfolio Management)は,縦軸=市場成長率・横軸=市場シェアの2軸で事業を4象限に分類し,経営資源配分を検討する手法. 4領域は花形(成長率高×シェア高,継続投資で競争力維持),金のなる木(成長率低×シェア高,投資不要で安定収益),問題児(成長率高×シェア低,将来性ありで多額投資が必要),負け犬(成長率低×シェア低,撤退検討)に分けられる. 「問題児」は成長市場でシェアを取れていない事業で,将来の柱に育てるための積極投資が必要な領域となる. 4象限の名称と特徴をセットで覚えることが重要である.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. 「市場占有率が高く,事業拡大のための積極的な投資を必要としないので収益源となる」のは金のなる木(キャッシュカウ)の説明. 成長率は低いがシェアが高いため,追加投資少で安定キャッシュを生む領域である. 問題児とは成長率・シェアの位置が真逆で,投資要否の判断も異なる.
  • .誤り. 「市場の成長と高い占有率によって大きな売上がもたらされるが,競争力維持のために継続的な投資を必要とする」のは花形(スター)の説明. 成長率・シェアともに高く,将来の金のなる木を目指して継続投資する領域. 問題児はシェアが低い点で異なる.
  • .誤り. 「市場の成長率・市場占有率がともに低く,長期的なビジネスの期待を掛けられないので撤退も検討」するのは負け犬(ドッグ)の説明. 衰退領域で投資回収が見込みづらい. 問題児は成長率が高く将来性がある点で,負け犬とは投資判断の方向性が真逆になる.
  • .正解. 問題児(プロブレムチャイルド)は市場成長率が高くシェアが低い領域で,将来の収益の柱(花形)に育てるために多額の投資が必要な事業. 投資して育てるか撤退するかの戦略判断が分かれる象限で,「成長市場・低シェア・積極投資」というキーワードで識別する.

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