ITパスポート試験 ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)9: BSC(Balanced Scorecard)の説明として適切なものはどれか。

ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)
Q 99 / 84
(Balanced Scorecard)の説明として適切なものはどれか。
この問の正解率:56.04%(1,135件)

解説

ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期) 問9「BSC(Balanced Scorecard)の説明として適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約56%です。

正解

. 財務,顧客,業務プロセス,学習と成長という視点から行う企業業績の評価手法

正答率 56.0%(1,135人中 636人が正解)

問題の解説

BSC(Balanced Scorecard,バランススコアカード)は,財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4つの視点から企業のビジョン・戦略を計画し,業績を評価・管理する経営管理手法である. 財務指標だけに偏らず,顧客満足や内部プロセス効率,人材育成といった非財務指標もバランスよく取り扱う点が大きな特徴. 4視点は相互に因果関係があり,学習と成長→業務プロセス→顧客→財務へとつながる構造として理解する. KPI/KGIと結び付けて運用される. 貸借対照表,バリューエンジニアリング,B2C(EC類型)とは別概念なので混同しないことが重要である.

選択肢ごとの解説

  • 誤り. 貸借対照表(BS,Balance Sheet)の説明. 一定時点における資産・負債・純資産の財務状態を示す決算書類の一つで,BSC(Balanced Scorecard)とは別物. 略語のBSが似ているため混同しやすいが,財務諸表とマネジメント手法の違いを明確に区別する必要がある.
  • 誤り. VE(Value Engineering,バリューエンジニアリング)の説明. 価値=機能/コストの観点から,最低のコストで必要機能を達成する分析手法. BSCの財務+非財務の4視点による業績評価とは異なる枠組みである. 「コスト最小化での機能達成」がVEのキーワード.
  • 正解. BSC(Balanced Scorecard)は,財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4視点から企業業績を評価・管理する経営手法. 4視点の相互関係をふまえ,財務一辺倒でない総合的判断を可能にする. 戦略の可視化と実行管理に有用で,KPI/KGIと結び付けて運用される.
  • 誤り. B2C(Business to Consumer)電子商取引の説明. 企業と消費者の間で行われるECで,オンラインショップ等が代表例. BSCとは無関係な概念で,3文字略語の混同を狙った誤答である. EC類型はB2B/B2C/C2C等で識別する.

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