ITパスポート試験 ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)99: [中問D 続き] [テクノロジ] 問99 精算システムのデータベースを使って,図1に示す顧客別社員別交通費実績表(以下,実績表という)を作成することにした。実績

ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)
Q 9999 / 100
[中問D 続き] [テクノロジ] 問99 精算システムのデータベースを使って,図1に示す顧客別社員別交通費実績表(以下,実績表という)を作成することにした。実績表を作成する手順として,dに入れる適切なものはどれか。ここで,実績表に出力する伝票は,申請日が前月であり,かつ,承認区分が"承認"のものとする。また,精算システムで利用される表は図2のとおりである。 [実績表の作成手順] (1) 精算表から,申請日が前月かつ承認区分が"承認"のデータを抽出する。 (d) (4) (3)の表と社員表と顧客表を結合して,顧客名と社員名を取得する。 [図1 顧客別社員別交通費実績表の例: 顧客番号,顧客名,社員番号,社員名,金額] [図2 精算表(伝票番号,申請日,社員番号,承認区分)/明細表(伝票番号,明細番号,顧客番号,利用日,利用区間,金額)/社員表(社員番号,社員名)/顧客表(顧客番号,顧客名,住所,電話番号)]
この問の正解率:56.40%(906件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

[中問D 続き] [テクノロジ] 問99 精算システムのデータベースを使って,図1に示す顧客別社員別交通費実績表(以下,実績表という)を作成することにした。実績表を作成する手順として,dに入れる適切なものはどれか。ここで,実績表に出力する伝票は,申請日が前月であり,かつ,承認区分が"承認"のものとする。また,精算システムで利用される表は図2のとおりである。 [実績表の作成手順] (1) 精算表から,申請日が前月かつ承認区分が"承認"のデータを抽出する。 (d) (4) (3)の表と社員表と顧客表を結合して,顧客名と社員名を取得する。 [図1 顧客別社員別交通費実績表の例: 顧客番号,顧客名,社員番号,社員名,金額] [図2 精算表(伝票番号,申請日,社員番号,承認区分)/明細表(伝票番号,明細番号,顧客番号,利用日,利用区間,金額)/社員表(社員番号,社員名)/顧客表(顧客番号,顧客名,住所,電話番号)]

選択肢

  • .(2)(1)の表と明細表を伝票番号で結合する。(3)(2)の表から,同一の顧客番号と社員番号の金額の合計を求め,顧客番号,社員番号,合計した金額の表を作成する。
  • .(2)(1)の表と明細表を伝票番号で結合する。(3)(2)の表から,同一の顧客番号の金額の合計を求め,顧客番号,合計した金額の表を作成する。
  • .(2)(1)の表と明細表を伝票番号で結合する。(3)(2)の表から,同一の社員番号の金額の合計を求め,社員番号,合計した金額の表を作成する。
  • .(2)明細表から,同一の顧客番号と社員番号の金額の合計を求め,顧客番号,社員番号,合計した金額の表を作成する。(3)(2)の表と(1)の表を伝票番号で結合する。

正解

. (2)(1)の表と明細表を伝票番号で結合する。(3)(2)の表から,同一の顧客番号と社員番号の金額の合計を求め,顧客番号,社員番号,合計した金額の表を作成する。

解説

中問Dでデータベースの顧客別社員別交通費実績表を作成する手順 (空欄d) を選ぶ問題. 関係演算の選択 (Selection,条件で行抽出) ・結合 (Join,共通列で表を統合) ・集計 (GROUP BYに相当,グループ化と合計) の組合せを正しい順で組み立てる必要がある. 手順 (1) で精算表から申請日=前月かつ承認区分=承認の行を選択. 次に明細表と伝票番号で結合し金額情報を取得,顧客番号・社員番号の組合せで金額を集計. 最後に社員表と顧客表を結合して名称を付与し実績表が完成する. 顧客番号と社員番号で集計するアが正解.

選択肢ごとの解説

  • .(1)の絞り込み済データと明細表を伝票番号で結合し,同一顧客番号・社員番号ごとに金額を集計してから (4) で社員表・顧客表と結合して名称を取得する流れ. 承認済データだけを対象とした顧客×社員のクロス集計が得られ,実績表 (顧客番号,顧客名,社員番号,社員名,金額) の構造に合致する. 正しい.
  • .顧客番号のみで集計する手順. この方法だと集計の段階で社員番号の情報が失われてしまい,社員ごとの内訳が抽出できなくなる. 実績表は顧客別社員別の金額表示が必要で,社員別の粒度が再現できないため後続の社員表結合も意味をなさず設問要件を満たさず誤り.
  • .社員番号のみで集計する手順. この方法だと集計の段階で顧客番号の情報が失われてしまい,顧客ごとの内訳が抽出できなくなる. 同様に顧客別社員別の実績表構造に整合せず,顧客名・住所と紐付ける顧客表との後続結合も意味をなさず成立せず,設問要件を満たさず誤り.
  • .明細表から直接顧客番号・社員番号で集計し,その後に (1) の精算表と結合する手順. この順序だと集計時点では承認外データや前月以外のデータも含まれてしまい,後から承認条件で絞り込んでも合計金額が変質する可能性が高い. 実績表の精度が損なわれ誤り.

ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)過去問一覧へ戻る・問99