ITパスポート試験 ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)23: CADを活用した業務改善の事例として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)
Q 2323 / 100
を活用した業務改善の事例として,適切なものはどれか。
この問の正解率:80.09%(1,552件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

CADを活用した業務改善の事例として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .商品にICタグを取り付け,出荷監視することによって,在庫管理を自動化する。
  • .生産ラインに温度センサを設置し,温度監視を行って,生産に適した温度が維持されるように制御する。
  • .設計情報をデータベース化しておき,設計図面を共有・再利用する。
  • .ロボットを利用して生産ラインを自動化し,工場を無人化する。

正解

. 設計情報をデータベース化しておき,設計図面を共有・再利用する。

解説

CAD(Computer Aided Design:コンピュータ支援設計)の活用事例を問う問題. CADはコンピュータ上で機械部品・建築物・電子回路などの設計を行うシステムで,2次元図面作成から3次元モデリングまで幅広く使われる. 設計データのデジタル化により再利用・修正・共有が容易になり,設計品質と生産性が向上する. 関連語にCAM(Computer Aided Manufacturing:工作機械を制御し製造を自動化),CAE(Computer Aided Engineering:設計の検証・解析),CIM(Computer Integrated Manufacturing:生産プロセス統合管理)がある. ICタグやセンサ活用,工場ロボットは別の生産技術.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. 商品にICタグを取り付け出荷監視で在庫管理を自動化するのはRFIDの活用事例であり,CADの用途ではない. 設計支援システムであるCADは在庫管理・物流管理の機能を持たず,モノの動きを追跡する技術とは目的が全く異なる別領域のITソリューションとなる.
  • .誤り. 生産ラインに温度センサを設置し温度監視と制御を行うのはIoT/SCADAやFA(Factory Automation)の領域で,CADの活用事例ではない. 設計工程ではなく製造工程の自動制御にあたり,設計支援ツールであるCADとはシステムの目的・対象工程が異なる.
  • .正解. 設計情報をデータベース化し設計図面を共有・再利用するのは,CADの大きなメリットであるデジタル設計データの活用事例そのもの. 過去の設計資産を流用することで作業効率と品質を向上させる典型用途であり,設問の「業務改善事例」として最も適切である.
  • .誤り. 工場の生産ラインをロボット化・無人化するのはFA(Factory Automation)やCAM(Computer Aided Manufacturing)の領域で,CADとは別工程の自動化技術. CADは設計支援に特化しており,生産現場の自動化そのものはCADの活用事例ではない.

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