ITパスポート試験 ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)13: RFIDを活用することによって可能となるシステムはどれか。

ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)
Q 1313 / 84
を活用することによって可能となるシステムはどれか。
この問の正解率:76.96%(703件)

解説

ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期) 問13「RFIDを活用することによって可能となるシステムはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「ストラテジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約77%です。

正解

. 配送荷物に電子タグを装着し,荷物の輸送履歴に関する情報の確認を行う。

正答率 77.0%(703人中 541人が正解)

問題の解説

RFID(Radio Frequency IDentification)で実現可能なシステムを問う問題. RFIDは電波を用いた非接触型ID認識技術で,小型のICタグに記録された情報をリーダで読み取る. ICタグは電池不要のパッシブ型もあり,電波の届く範囲なら複数のタグを一括同時読取できるのが大きな強み. 図書館の蔵書管理,アパレル店舗の在庫一括点検,SUICA等の交通系ICカード,物流梱包の追跡などに広く使われる. 紛らわしい用語にGPS(衛星測位),HTTPS(通信暗号化),バイオメトリクス認証(身体的特徴による本人認証)があり,いずれも目的・技術が異なる. RFID=「ICタグ+電波で非接触一括認識」と整理する.

選択肢ごとの解説

  • 誤り(HTTPSの説明). インターネット上の通信を暗号化するのはHTTPS(SSL/TLS)で,Webブラウザとサーバ間の機密性確保が目的. RFIDはモノや人の識別技術であり,通信暗号化は範囲外. 文字列の似た用語に惑わされず役割で区別し,セキュリティ用途ではなく識別用途と覚える.
  • 誤り(GPSの説明). 走行中のタクシーの位置をリアルタイムで把握するのはGPS(Global Positioning System)等の衛星測位技術. 移動体の屋外位置追跡が用途であり,接近時のID読み取りが主のRFIDとは技術原理が異なる. 衛星電波で位置を測るのがGPSと整理する.
  • 誤り(バイオメトリクス認証の説明). 指紋・顔・虹彩・声紋など身体的特徴で本人認証を行うのはバイオメトリクス認証. 個人を生体情報で識別する技術であり,ICタグに記録された情報を読み取るRFIDとは仕組みも目的も別物である. 生体特徴かIDタグかで判別する.
  • 正解. 図書館蔵書の各冊にICタグを取り付け,カウンタや返却機のリーダで非接触に貸出・返却処理を行うのはRFIDの典型用途. タグ複数同時読取が可能なため複数冊の一括返却にも対応でき,蔵書管理の自動化・効率化を実現する代表事例といえる. アパレルや物流でも同様.

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