ITパスポート試験 ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)14: ブルーオーシャン戦略の説明として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2015年 (平成27年 秋期)
Q 1414 / 100
の説明として,適切なものはどれか。
この問の正解率:72.60%(1,051件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

ブルーオーシャン戦略の説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .新しい価値を提供することによって,競争のない新たな市場を生み出す。
  • .売れ筋商品以外の商品も幅広く取り扱うことによって,販売機会の増大を図る。
  • .業界のトップ企業が提供する製品との差別化を徹底的に進める。
  • .コスト削減によって競合他社に対する優位性を築く。

正解

. 新しい価値を提供することによって,競争のない新たな市場を生み出す。

解説

ブルーオーシャン戦略の説明を問う問題. ブルーオーシャン戦略はキム&モボルニュが提唱した経営戦略で,既存の激しい競争市場(レッドオーシャン=血で染まった海)を避け,競争のいない新たな市場空間(ブルーオーシャン=青く穏やかな海)を創造して高収益を狙う考え方. 価値革新により従来の業界常識を覆す新しい価値を提供することが鍵となる. 紛らわしい戦略にロングテール(ニッチ商品の総和で売上拡大),差別化(機能・品質で競争優位),コストリーダーシップ(規模で価格優位)があるが,これらは既存市場での競争戦略であり,ブルーオーシャンとは方向性が異なる. 「競争のない市場を作る」がブルーオーシャンの本質.

選択肢ごとの解説

  • .正解. 新しい価値を提供することによって競争のない新たな市場を生み出すのはブルーオーシャン戦略の定義そのもの. 既存の競争原理を回避し業界の常識を覆す価値革新によって独自の市場空間を創出する考え方であり,設問の文脈に直接対応する. 既成概念を超えた新規市場開拓が鍵.
  • .誤り(ロングテール戦略の説明). 売れ筋商品以外も幅広く取り扱うことで販売機会の増大を図るのはロングテール戦略で,ネット販売等で物理棚に制約されないチャネルが本領発揮の場. 多品種少量販売の合計で大きな売上を狙う考え方で,新市場創出のブルーオーシャンとは目的が異なる別戦略.
  • .誤り(差別化戦略の説明). 業界のトップ企業が提供する製品との違いを徹底的に進めるのは差別化戦略で,既存のレッドオーシャン内で勝ち抜くための競争戦略. ブルーオーシャンは競争自体を回避する点が決定的に異なり,同じ土俵で戦うか別の海を作るかで判別される選択肢.
  • .誤り(コストリーダーシップ戦略の説明). コスト削減によって競合他社に対する優位性を築くのはコストリーダーシップ戦略で,これも既存市場での競争戦略の一種. ブルーオーシャンは価格競争に陥らない新市場創出を目指す点で対極にあり,規模の経済による低コスト化とは方向性が異なる.

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