ITパスポート 2015年 (平成27年 春期) 問39「システム監査における評価に関する記述のうち,適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約65%です。
正解
イ. 監査証拠に基づいて評価しなければならない。
正答率 64.8%(1,158人中 750人が正解)
問題の解説
正答はイ. システム監査における評価は監査人が客観的に行うもので, 監査証拠 (実際に確認した記録・データ・テスト結果・面談記録等) に基づき判断しなければならない. 推測による評価, 被監査部門やシステム利用部門の意向に従う評価は監査の独立性・客観性を損なう不適切な行為で監査基準違反となる. システム監査人は独立した立場で監査計画→実施→報告→フォローアップを行い, 経営者に対して情報システムの信頼性・効率性・安全性等を評価する責務がある. 「監査証拠に基づく評価」が監査基準の基本中の基本原則.
選択肢ごとの解説
- 監査証拠がない部分を推測で評価するのは監査の客観性・信頼性を損ない不適切である. 監査人は事実 (証拠) に基づき評価する必要があり, 証拠が得られない場合は再調査や限定意見の表明が原則であり推測は厳禁で監査基準違反. 問題文の趣旨と合致しない不適切な選択肢である.
- 監査証拠に基づいて評価しなければならないのがシステム監査の基本原則で正答である. 監査人は実際に確認した記録・データ・テスト結果・面談記録等を根拠として客観的・独立的に評価し報告する責務があり遵守すべき原則. 問題文の趣旨と合致しない不適切な選択肢である.
- システム利用部門の意向に従い評価するのは監査の独立性を損なう不適切な行為. 監査人は被監査部門・利用部門から独立した立場で客観的に評価しなければならず, 第三者の意向で判断が左右されてはならない原則がある不適切. 問題文の趣旨と合致しない不適切な選択肢である.
- 被監査部門の意向に従い評価するのも独立性原則に反する不適切な行為. 監査される側の都合で評価を変えれば監査本来の機能が失われ, 経営者へ正しい情報が届かなくなるため厳に避けるべき行為である. 独立性が肝心で原則違反. 問題文の趣旨と合致しない不適切な選択肢である.
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