ITパスポート 2015年 (平成27年 春期) 問41「PMBOKについて説明したものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約76%です。
正解
エ. プロジェクトマネジメントの知識を体系化したものである。
正答率 76.0%(1,396人中 1,061人が正解)
問題の解説
正答はエ. PMBOK (Project Management Body Of Knowledge) は米国PMI (Project Management Institute) が策定したプロジェクトマネジメントの知識体系で, プロジェクト管理のベストプラクティスを統合・体系化したガイド (PMBOKガイド) として国際的に活用される. 10の知識エリア (統合・スコープ・スケジュール・コスト・品質・資源・コミュニケーション・リスク・調達・ステークホルダ) と5つのプロセス群 (立上げ・計画・実行・監視制御・終結) で構成される. 類似概念=CMM/CMMI (プロセス改善), PMO (専門部署), SWEBOK (ソフトウェア工学体系) と区別.
選択肢ごとの解説
- システム開発組織のプロセス改善ガイドラインはCMM/CMMI (Capability Maturity Model Integration) の説明であり, 成熟度モデルに基づく改善活動の体系. プロジェクトマネジメントの知識体系であるPMBOKとは別概念で誤り.
- プロジェクトマネジメント能力と品質向上を目的に設置される専門部署はPMO (Project Management Office) の説明であり, 組織内の機能・部署を指す. 知識体系であるPMBOKとは性格が大きく異なる別概念で誤り. 用語や概念の取り違いに注意.
- ソフトウェアエンジニアリングに関する理論・方法論・知識の体系化はSWEBOK (Software Engineering Body Of Knowledge) の説明であり, ソフトウェア工学の知識体系. プロジェクトマネジメント知識体系のPMBOKとは別.
- プロジェクトマネジメントの知識を体系化したものがPMBOKそのもの. PMIが策定し国際的に活用されるガイドで, 10の知識エリアと5つのプロセス群でPM実務をカバーする標準的な知識体系として正答である. 試験頻出の重要概念で確実に押さえる.
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