ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期) 問84「メモリモジュールを装着するための,PC基板上の差込み口はどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約77%です。
正解
エ. メモリスロット
正答率 77.0%(1,450人中 1,116人が正解)
問題の解説
メモリスロットはマザーボード(PC基板)上に設けられた,メモリモジュール(デスクトップ用のDIMMやノートPC用のSO-DIMM等)を装着するための差込み口である. メモリ増設・交換時に物理的に接続するために利用する. 通常PCには複数のメモリスロットが設置されており,容量・速度に応じたモジュールを挿入してメインメモリを拡張する. 一方,PCカードスロットはノートPC用拡張カードを装着する差込み口,フラッシュメモリは電気的書換え可能な半導体記憶素子,メモリインタリーブはメモリアクセスを複数バンクに分散させて並列化することで高速化する技術であり,いずれもメモリモジュール装着用の差込み口そのものではなく性質が異なる別概念の用語である.
選択肢ごとの解説
- 誤り. PCカードスロットはノートPC等で拡張カード(PCMCIA・CardBusなどの規格に準拠したカード型周辺機器)を装着するための差込み口の説明で,メモリモジュール装着用ではない. 周辺機器拡張用の規格に基づく差込み口であり,本問の用途とは異なる別の差込み口として整理される.
- 誤り. フラッシュメモリは電気的に書換え可能な不揮発性の半導体記憶素子の説明で,差込み口そのものではなく記憶装置(記憶素子)である. USBメモリ・SDカード・SSD・スマホの内蔵ストレージなどに採用される素子の名称であり,本問が問う差込み口とは概念のレイヤが異なる用語である.
- 誤り. メモリインタリーブは主記憶を複数バンクに分散しメモリアクセスを並列化することで実効アクセス時間を短縮する高速化技術の説明で,物理的な差込み口ではない. パフォーマンスを上げるための仕組みであり,メモリモジュールを装着するハードウェアコネクタとは性質が異なる用語である.
- 正しい. メモリスロットはPC基板(マザーボード)上に設けられたメモリモジュールを装着するための差込み口であり,本問の説明に合致するため. 増設・交換時に物理的接続を担う重要な部分で,DIMMやSO-DIMMなど規格に合ったメモリモジュールを挿し込んでメインメモリを構成する場所として位置付けられる.
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