ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)85: 電子メールに関する説明のうち,適切なものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 秋期)
Q 8585 / 100
電子メールに関する説明のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:75.53%(1,042件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

電子メールに関する説明のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .IMAP4は,メールサーバ上で管理されている電子メールを閲覧するためのプロトコルであり,PCとスマートフォンなど複数の端末で一つのメールアカウントを使用する場合は便利である。
  • .MIMEは,電子メールを受信するプロトコルであり,受信したメッセージはPCなどの端末上で管理される。
  • .POP3は,企業や学校に設置した特定のPCで電子メールを送信する場合に利用されるプロトコルである。
  • .SMTPは,電子メールでテキスト以外のデータフォーマットを扱えるようにするための仕組みである。

正解

. IMAP4は,メールサーバ上で管理されている電子メールを閲覧するためのプロトコルであり,PCとスマートフォンなど複数の端末で一つのメールアカウントを使用する場合は便利である。

解説

メール関連プロトコルの役割を整理する. IMAP4(Internet Message Access Protocol v4)はメール受信プロトコルで,メールをサーバ上にフォルダ管理しつつ残したまま閲覧でき,PCとスマートフォン等複数端末で同じアカウントを使う場合に便利. POP3はメール受信プロトコルでメールを端末にダウンロードして管理する方式. SMTPはメール送信用プロトコルでメールサーバ間転送にも使われる. MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)はメール本文形式の拡張で画像など非テキストデータを扱う規格. それぞれ役割が大きく異なるため,選択肢アのIMAP4の説明だけが正しい記述で,他は役割を取り違えている.

選択肢ごとの解説

  • .正しい. IMAP4はメールをメールサーバ上に管理されたまま閲覧するためのプロトコルで,PCとスマートフォンなど複数の端末で一つのメールアカウントを使用する場合に便利な仕組みであり,本問の説明に合致するため. サーバ側で一元管理されるため複数端末で既読/未読状態が同期される利点を持つ.
  • .誤り. MIMEはメール本文形式の拡張(バイナリデータや非ASCII文字を扱うための規格)で,電子メールを受信するプロトコル自体ではない. 受信したメッセージを端末上で管理する仕組みでもなく,データ形式の取り決めを定めるもので,本選択肢の説明と用途は大きく異なる別概念である.
  • .誤り. POP3はメール受信プロトコル(メールサーバから端末にメールをダウンロードする側の仕組み)であり,送信プロトコルではない. 「企業や学校で特定のPCで電子メールを送信する場合に利用するプロトコル」とする本選択肢は役割を取り違えており,送信用はSMTPで別物である.
  • .誤り. SMTPはメール送信用プロトコルで,「電子メールでテキスト以外のデータフォーマットを扱えるようにする仕組み」はMIMEの説明である. SMTPとMIMEの役割を完全に取り違えており不適切な記述で,SMTPは送信プロトコル,MIMEは本文形式の拡張規格と区別される.

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