ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)6: 情報システムの構築に当たり,要件定義から開発作業までを外部に委託し,開発したシステムの運用は自社で行いたい。委託の際に利用するサービスとして,適切なものはどれか

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)
Q 66 / 100
情報システムの構築に当たり,要件定義から開発作業までを外部に委託し,開発したシステムの運用は自社で行いたい。委託の際に利用するサービスとして,適切なものはどれか。
この問の正解率:58.83%(651件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

情報システムの構築に当たり,要件定義から開発作業までを外部に委託し,開発したシステムの運用は自社で行いたい。委託の際に利用するサービスとして,適切なものはどれか。

選択肢

  • .SaaS (Software as a Service)
  • .システムインテグレーションサービス
  • .ハウジングサービス
  • .ホスティングサービス

正解

. システムインテグレーションサービス

解説

要件定義から開発までを外部に委託し,完成後の運用は自社で行いたい場合は,要件定義・設計・プログラミング・テストなど一連の構築工程を一括して外部業者に請け負ってもらうサービスが必要である. これに該当するのがシステムインテグレーション(SI)サービスで,SIerと呼ばれる事業者が顧客の要件を踏まえてシステム構築を総合的に提供する. SaaSは完成済みアプリの利用サービス,ハウジングは顧客機器を預かる場所提供,ホスティングは事業者のサーバ等を貸し出すサービスであり,いずれも開発作業そのものの委託とは性質が異なる.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. SaaS(Software as a Service)は,事業者が完成済みのアプリケーション機能をインターネット経由で提供し,利用者は契約してサービスを利用するモデルの説明である. 自社の要件に基づき要件定義から開発まで請け負って構築するサービスではないため,本問のような開発委託の用途には合致しない.
  • .正しい. システムインテグレーションサービスは,要件定義・設計・開発・テスト・導入など情報システムの構築工程を総合的に請け負うサービスである. 要件定義から開発までを外部に委託し,完成したシステムを自社で運用する形態に最も適しており,本問の委託形態として適切である.
  • .誤り. ハウジングサービスは,通信事業者やデータセンタ事業者が,顧客が所有するサーバやネットワーク機器を高品質な施設に設置する場所と電源・空調・回線などを提供するサービスの説明である. 設備提供であり,要件定義や開発作業を請け負うサービスではないため不適切である.
  • .誤り. ホスティングサービスは,事業者が用意したサーバなどの設備を顧客に貸し出し,WebサイトやメールなどのITサービス基盤として利用させるサービスの説明である. 設備の貸出が主目的であり,顧客の要件に応じてシステム構築を行うサービスではないため本問には適合しない.

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)過去問一覧へ戻る・問6