問題本文
インターネットショッピングにおいて,個人がアクセスしたWebページの閲覧履歴や商品の購入履歴を分析し,関心のありそうな情報を表示して別商品の購入を促すマーケティング手法はどれか。
選択肢
- ア.アフィリエイト
- イ.オークション
- ウ.フラッシュマーケティング
- エ.レコメンデーション
解説
閲覧履歴や購入履歴を分析して,個々の利用者が関心を持ちそうな別の商品や情報を提示し,追加購入を促すマーケティング手法はレコメンデーション(推奨)である. オンラインショッピングサイトでよく見る「あなたへのおすすめ」「この商品を見た人はこちらも見ています」が代表例で,協調フィルタリングや内容ベースフィルタリングなどの手法でパーソナライズを実現する. アフィリエイトは成果報酬型の広告,オークションは入札による価格決定方式,フラッシュマーケティングは時間限定の特売や共同購入型販売であり,いずれも履歴分析に基づく個別推奨という本問の説明とは合致しない.
選択肢ごとの解説
- ア.誤り. アフィリエイトは,個人サイトやブログなどに広告を掲載し,そこ経由で商品が購入されると掲載者に成果報酬が支払われる仕組みの説明であり,成果報酬型の広告ビジネスを指す. 閲覧履歴を分析して関連商品を推奨する仕組みそのものではないため,本問の説明には該当しない.
- イ.誤り. オークションは複数の購入希望者が価格を競り上げ,最も高い価格を提示した者が落札する販売方式の説明である. インターネットオークションが典型例だが,これは取引価格の決定方式であって,履歴分析に基づき関心ある商品を推奨する手法ではないので本問の説明には合致しない.
- ウ.誤り. フラッシュマーケティングは,大幅な割引価格を短時間または限られた期間だけ提示し,SNSや共同購入で多数の顧客の購買を一気に促す販売手法の説明である. 時間限定特売の販促手法であって,個人の履歴を分析した推奨ではないため,本問の手法とは異なる.
- エ.正しい. レコメンデーションは,閲覧履歴や購入履歴を分析し,利用者の関心や購買傾向に合いそうな商品や情報を提示して購入を促す手法である. オンラインショッピングの「この商品を見た人はこちらも見ています」などが典型であり,本問の説明と一致する.
ITパスポート 2016年 (平成28年 春期) の過去問一覧へ戻る・問3