ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)62: 電子メールに関するプロトコルの説明のうち,適切な記述はどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)
Q 6262 / 100
電子メールに関するプロトコルの説明のうち,適切な記述はどれか。
この問の正解率:53.70%(419件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

電子メールに関するプロトコルの説明のうち,適切な記述はどれか。

選択肢

  • .IMAP4によって,画像のようなバイナリデータをASCII文字列に変換して,電子メールで送ることができる。
  • .POP3によって,PCから電子メールを送信することができる。
  • .POP3やIMAP4によって,メールサーバから電子メールを受信することができる。
  • .SMTPによって,電子メールを暗号化することができる。

正解

. POP3やIMAP4によって,メールサーバから電子メールを受信することができる。

解説

電子メールでは,送信側がメールサーバへメールを送る/サーバ間で配送するためのプロトコルがSMTP(Simple Mail Transfer Protocol),受信側のクライアントがメールサーバからメールを受け取るためのプロトコルがPOP3(Post Office Protocol Version 3)とIMAP4(Internet Message Access Protocol 4)である. POP3はサーバから取り出してローカル管理,IMAP4はサーバ上で管理する点が特徴. バイナリデータをメールで扱うための変換はMIME,メールの暗号化はS/MIMEやSTARTTLSなどによって行われ,SMTPやPOP3そのものの機能ではない点に注意が必要となる.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. 画像のようなバイナリデータをASCII文字列に変換して電子メールで送る役割を担うのはMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)であり,IMAP4の機能ではない. IMAP4はメールサーバ上のメッセージを操作・取得する受信プロトコルであるため,本選択肢の記述はプロトコルの役割の取り違えである.
  • .誤り. POP3はメールサーバから電子メールを受信するためのプロトコルであり,PCから電子メールを送信する役割は持たない. メールの送信に用いられるのはSMTPであるため,POP3で送信できるとする本選択肢の記述はメールプロトコルの役割の取り違えであり適切ではない.
  • .正しい. POP3とIMAP4は,いずれも受信側クライアントがメールサーバから電子メールを受信(取得・閲覧)するためのプロトコルである. POP3はクライアントへダウンロード型,IMAP4はサーバ上のメッセージを操作する型と仕組みは異なるが,受信に使うプロトコルである点で本選択肢の記述は適切である.
  • .誤り. SMTPは電子メールの送信・転送を行う基本的なプロトコルであり,電子メールを暗号化する機能を直接持つわけではない. メールの暗号化はS/MIMEやSTARTTLS,SMTPSなど別の仕組みで実現されるため,SMTPによって暗号化できるとする本選択肢の記述は適切ではない.

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