ITパスポート試験 ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)67: PCやサーバ,通信機器,プリンタなどの間での通信を行う事例のうち,WANを利用する必要があるものはどれか。

ITパスポート 2016年 (平成28年 春期)
Q 6767 / 100
PCやサーバ,通信機器,プリンタなどの間での通信を行う事例のうち,WANを利用する必要があるものはどれか。
この問の正解率:67.92%(1,013件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

PCやサーバ,通信機器,プリンタなどの間での通信を行う事例のうち,WANを利用する必要があるものはどれか。

選択肢

  • .大阪支社内のLANに複数のPCと1台のファイルサーバを接続し,ファイルサーバに格納されたファイルを,そのLANに接続されたどのPCからでもアクセス可能とする。
  • .家庭内で,PCとプリンタをBluetoothで接続し,PCで作成した資料をプリンタで印刷する。
  • .サーバルーム内で,PCとWebサーバをハブに接続し,PCからWebサーバのメンテナンスを行う。
  • .福岡営業所内のLANに接続されたPCから,東京本社内のサーバにアクセスし,売上情報をアップロードする。

正解

. 福岡営業所内のLANに接続されたPCから,東京本社内のサーバにアクセスし,売上情報をアップロードする。

解説

WAN(Wide Area Network,広域通信網)は,地理的に離れた拠点間や複数の地域・国家を結ぶ通信回線網であり,典型的には通信事業者の回線を介した拠点間通信に用いられる. これに対しLANは同一拠点内のローカルネットワーク,Bluetoothなどは数メートル~10数メートル程度の近距離無線通信である. 大阪支社内のLAN,家庭内Bluetooth,サーバルーム内のハブ経由はいずれも同一拠点内の通信のためWANは不要だが,福岡営業所から東京本社のサーバへアクセスして売上情報をアップロードするには遠距離拠点間通信が必要となるため,WANが必要となる. LAN/WAN/PANの区別が要点である.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. 大阪支社内のLANに複数のPCとファイルサーバを接続し,LAN内のPC間でファイルサーバを共有するのは,同一拠点内のローカルネットワーク(LAN)の利用例である. 拠点をまたぐ通信ではないため広域通信網であるWANを必要としない. 本選択肢はLAN利用の典型例であって本問の答えにはならない.
  • .誤り. 家庭内でPCとプリンタをBluetoothで接続し,作成した資料をプリンタで印刷するのは,数メートル程度の近距離無線通信(PAN相当)であり,LANやWAN以前の個人領域ネットワークである. 拠点間通信を要する場面ではないため,WANを利用する必要は全くない事例となる.
  • .誤り. サーバルーム内でPCとWebサーバをハブに接続してメンテナンスを行うのは,同じ拠点・同じセグメント内でのLAN通信の利用例である. 拠点をまたぐ通信ではないため広域通信網であるWANを介する必要はなく,本選択肢はWANが必要な事例には該当しない.
  • .正しい. 福岡営業所内のLANに接続されたPCから,遠隔地である東京本社内のサーバへアクセスして売上情報をアップロードするには,異なる拠点間を結ぶ広域通信網であるWANが必要となる. 本選択肢は拠点間通信を要する典型例であり,WANを必要とする事例として本問の答えに最も適切となる.

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