問題本文
PCに接続された周辺装置と,OSやアプリケーションソフトとを仲介して,周辺装置を制御・操作するソフトウェアはどれか。
選択肢
- ア.アーカイバ
- イ.インストーラ
- ウ.デバイスドライバ
- エ.ミドルウェア
解説
デバイスドライバは,PCに接続された周辺装置(プリンタ・マウス・キーボード・ディスプレイ・ストレージなど)と,OSやアプリケーションソフトウェアとの間に入り,周辺装置ごとの制御・操作方法の差異を吸収して動作させるソフトウェアである. これにより上位のソフトウェアは標準的な手順で周辺装置を扱える. アーカイバはファイルを圧縮・解凍するソフト,インストーラはソフトウェアを導入するためのプログラム,ミドルウェアはOSとアプリの中間でDBやWebサーバなど共通機能を提供するソフトウェアであり,いずれも周辺装置の制御を仲介するデバイスドライバとは役割が異なる.
選択肢ごとの解説
- ア.誤り. アーカイバは,複数のファイルを圧縮してまとめたり,圧縮されたファイルを展開したりするソフトウェアの説明である. ZIPやLZHなどの形式でファイル容量を削減する用途に用いられ,周辺装置とOS・アプリの仲介を担うソフトウェアではないため,本問の用語の説明としては適切ではない.
- イ.誤り. インストーラは,アプリケーションソフトウェアをPCにインストール(導入)する作業を自動化するためのプログラムの説明である. ファイル展開・配置やレジストリ設定・ショートカット作成などを行う仕組みで,周辺装置の制御・操作を仲介するソフトウェアではないため不適切である.
- ウ.正しい. デバイスドライバは,周辺装置とOSやアプリケーションソフトウェアの間を仲介し,周辺装置を制御・操作するソフトウェアの説明である. 装置ごとの差異を吸収して上位ソフトウェアが標準的に扱えるようにする役割を担うため,本選択肢が問題文の説明と一致し最も適切な答えとなる.
- エ.誤り. ミドルウェアは,OSとアプリケーションソフトウェアの中間に位置し,DBMSやWebサーバ,メッセージング基盤など共通機能を提供するソフトウェアの説明である. 周辺装置の制御を仲介する役割を持つ用語ではないため,本問のソフトウェアの説明としては適切ではない.
ITパスポート 2016年 (平成28年 春期) の過去問一覧へ戻る・問81