ITパスポート 2016年 (平成28年 春期) 問69「ソフトウェアの不具合を修正するために提供されるファイルのことを何と呼ぶか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約63%です。
正解
エ. パッチファイル
正答率 63.2%(940人中 594人が正解)
問題の解説
パッチファイル(Patch File)は,ソフトウェアの不具合(バグ)や脆弱性を修正したり,小規模な機能追加を行うために提供される更新用ファイルである. アップデートプログラムとして配布され,適用することで該当箇所だけを修正する. パターンファイルはウイルス対策ソフトが既知マルウェアを検出するための定義ファイル,バックアップファイルはデータの複製・保存ファイル,バッチファイル(.batなど)は一連のコマンドを記述した実行用スクリプトファイルであり,いずれもソフトウェアの不具合修正用ファイルではない. セキュリティパッチとして公開・配布される仕組みも併せて押さえておくと良い.
選択肢ごとの解説
- 誤り. パターンファイルは,ウイルス対策ソフトが既知のマルウェアを検出するために用いる,マルウェアの特徴情報を集めた定義ファイルの説明である. ウイルス検出のためのデータであり,ソフトウェアの不具合を修正するための更新用ファイルではないため,本選択肢はパッチファイルの説明とは合致しない.
- 誤り. バックアップファイルは,データやファイルを障害や誤操作に備えて複製・保存しておくためのファイルの説明である. 障害発生時の復旧に用いる予備データであり,ソフトウェアの不具合を修正するためのファイルではないため,本選択肢はパッチファイルの説明としては適切ではない.
- 誤り. バッチファイル(例: .bat)は,複数のコマンドを記述しておき,一連の処理を一括実行するためのスクリプト用ファイルの説明である. 業務処理の自動化などに用いられる実行ファイルであり,ソフトウェアの不具合を修正するためのファイルではないため,本選択肢は不適切である.
- 正しい. パッチファイルは,ソフトウェアの不具合(バグ)や脆弱性を修正するために提供される更新用ファイルの説明である. セキュリティパッチや修正プログラムとして配布されることが多く,本選択肢の記述はパッチファイルの定義に直接合致するため,本問の正解として最も適切となる.
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