問題本文
携帯電話会社が発行する,契約情報を記録したICカードであり,携帯電話機などに差し込んで使用するものを何というか。
選択肢
- ア.B-CASカード
- イ.PCカード
- ウ.SDカード
- エ.SIMカード
解説
SIMカード(Subscriber Identity Module Card)は携帯電話会社が契約者に発行するICカードであり、IMSI(国際移動体加入者識別番号)など契約者を識別するための情報が記録されている。スマートフォンや携帯電話に挿入して使用し、カードを差し替えることで端末を変えても同じ電話番号・契約で利用できる。近年はeSIM(embedded SIM、端末内蔵型)も普及している。B-CASカードはデジタル放送の有料放送視聴に使うICカード、PCカード(PCMCIAカード)はノートPC向けの拡張インターフェース規格、SDカードはフラッシュメモリを使ったデータ保存用メモリカードである。
選択肢ごとの解説
- ア.誤り。B-CASカード(Broadcasting Satellite Conditional Access Systems)は地上デジタル・BS/CSデジタル放送の受信に必要なICカードである。放送事業者が発行し著作権保護と有料放送のスクランブル解除に使用する。携帯電話会社が発行する契約情報カードとは全く用途が異なる。
- イ.誤り。PCカード(PCMCIAカード)はノートPCの拡張スロットに挿入して使用する拡張カード規格である。かつてモデムやストレージカードとして使われたが現在は廃れた規格。携帯電話の契約情報を記録したICカードとは無関係であり、大きさ・形状・用途がSIMカードと全く異なる。
- ウ.誤り。SDカード(Secure Digital Card)はカメラ・スマートフォンなどで使われるフラッシュメモリを内蔵したメモリカードである。データの保存・転送用媒体であり、携帯電話会社が発行する契約者識別のためのICカードとは別物。SDカードには電話番号等の契約情報は含まれない。
- エ.正しい。SIMカードは携帯電話会社が発行する契約情報を記録したICカードで、IMSI・電話番号情報などを保持する。スマートフォンや携帯電話のSIMスロットに差し込んで使用し、端末を変えてもSIMカードを差し替えれば同じ電話番号が使える。nano-SIM・micro-SIMなどサイズ規格がある。
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