問題本文
複数の店舗をもつ小売業A社の業績推移を示す表から読み取れるものはどれか。
選択肢
- ア.1店舗当たりの売上高は減少し,営業利益率は増加している。
- イ.1店舗当たりの売上高は減少し,営業利益率も減少している。
- ウ.1店舗当たりの売上高は増加し,営業利益率も増加している。
- エ.1店舗当たりの売上高は増加し,営業利益率は減少している。
正解
ウ. 1店舗当たりの売上高は増加し,営業利益率も増加している。
解説
表から数値を読み取って計算する問題。1店舗当たり売上高:2015年=6,000÷300=20億円、2016年=5,500÷250=22億円、2017年=5,000÷200=25億円→増加傾向。営業利益率:2015年=600÷6,000×100=10%、2016年=1,000÷5,500×100≒18.2%、2017年=1,200÷5,000×100=24%→増加傾向。両指標ともに上昇しているため「両方増加」のウが正解。店舗数削減による経営効率化の成果が数値に表れている。
選択肢ごとの解説
- ア.誤り。1店舗当たり売上高は20→22→25億円と明確に増加しており「減少」は数値に反する誤りである。店舗数が減少(300→250→200店)しても1店舗当たりの売上はむしろ増加しており、採算性の低い店舗を閉鎖したことによる効率化が数値に反映されている。
- イ.誤り。1店舗当たり売上高も営業利益率も両方が減少というのは数値と矛盾する。計算結果では1店舗売上は20→22→25億円、営業利益率は10%→18%→24%と両方が明確に上昇トレンドを示しており、減少という判断は計算ミスを犯した場合の誤りである。
- ウ.正解。1店舗当たり売上(20→22→25億円)と営業利益率(10%→約18%→24%)がともに毎年増加。総売上は下がっているが店舗効率化(採算性の低い店舗の閉鎖)によって1店舗当たりの収益性が向上していることが読み取れる。
- エ.誤り。営業利益率は10%→18%→24%と明確に増加しており「減少」は数値に反する。1店舗当たり売上高が増加という部分は正しいが、営業利益率が減少するという判断は誤りである。数値を確認せずに直感で判断した場合の典型的な誤りである。
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