問題本文
BYODの説明として,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.企業などにおいて,従業員が私物の情報端末を自社のネットワークに接続するなどして,業務で利用できるようにすること
- イ.業務プロセスを抜本的に改革し,ITを駆使して業務の処理能力とコスト効率を高めること
- ウ.事故や災害が発生した場合でも,安定的に業務を遂行できるようにするための事業継続計画のこと
- エ.自社の業務プロセスの一部を,子会社や外部の専門的な企業に委託し,業務の効率化を図ること
正解
ア. 企業などにおいて,従業員が私物の情報端末を自社のネットワークに接続するなどして,業務で利用できるようにすること
解説
BYOD(Bring Your Own Device)は従業員が私物のスマートフォン・タブレット・ノートPCを職場に持ち込み業務に活用する形態。コスト削減(会社支給端末不要)・利便性向上・慣れ親しんだ端末利用などのメリットがある一方、セキュリティリスク(情報漏えい・マルウェア感染・紛失)や管理の困難さがデメリット。MDM(Mobile Device Management)との組み合わせでリスク管理を行うことが多く、BYODポリシーの整備が重要課題となる。
選択肢ごとの解説
- ア.正解。BYODは従業員の私物端末(スマートフォン・タブレット・PC等)を業務に利用する形態を指す。企業が端末を用意せず私物を業務利用することでコスト削減が期待できる反面、セキュリティポリシーの適用・端末管理・情報漏えい防止の実現が難しいという課題がある。
- イ.誤り。業務プロセスを抜本的に改革してIT活用で処理能力とコスト効率を高めることはBPR(Business Process Reengineering=業務プロセス再設計)の説明。業務プロセス再設計を意味する経営手法であり、端末の業務利用形態を示すBYODとは全く異なる概念である。
- ウ.誤り。事故・災害時にも安定して業務を継続できる計画はBCP(Business Continuity Plan=事業継続計画)の説明。自然災害・システム障害・パンデミック等のリスク発生時に事業を継続するための事前計画であり、端末持ち込み利用形態を指すBYODとは別の概念である。
- エ.誤り。業務の一部を子会社や外部専門企業に委託して効率化を図ることはアウトソーシング(Outsourcing=外部委託)の説明。IT運用・コールセンター・経理処理等を外部に委託することで自社のコア業務に集中できるが、端末の業務利用形態を表すBYODとは別の概念である。
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