応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成28年度秋期 午前 問47: オブジェクト指向言語のクラスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
言語のクラスに関する記述のうち,適切なものはどれか。
62.85%
選択肢
- ア.インスタンス変数には共有データが保存されているので,クラス全体で使用できる。
- イ.オブジェクトに共通する性質を定義したものがクラスであり,クラスを集めたものがクラスライブラリである。
- ウ.オブジェクトはクラスによって定義され,クラスにはメソッドと呼ばれる共有データが保存されている。
- エ.スーパクラスはサブクラスから独立して定義し,サブクラスの性質を継承する。
正解
イ. オブジェクトに共通する性質を定義したものがクラスであり,クラスを集めたものがクラスライブラリである。
解説
クラスはオブジェクトの設計図であり、同じ種類のオブジェクトに共通する性質(属性とメソッド)を定義したものである。そして、再利用できるクラスを多数集めたものがクラスライブラリであるため、これらを正しく述べた選択肢イが正解である。
選択肢ごとの解説
- ア.インスタンス変数は各オブジェクト(インスタンス)が個別に持つ属性であり、カプセル化により隠蔽されるのが普通で、クラス全体で共有されるデータではない。
- イ.正しい。オブジェクトに共通する性質を定義したものがクラスであり、そのクラスを集めて再利用可能にしたものがクラスライブラリである。
- ウ.メソッドはクラスに定義された処理(手続)であってデータではない。「メソッドと呼ばれる共有データ」という記述が誤りである。
- エ.継承の方向が逆である。共通部分をまとめた上位がスーパークラス、個別の性質を持つ下位がサブクラスで、サブクラスがスーパークラスを継承する。
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