応用情報技術者試験 応用情報技術者試験 平成28年度春期 午前 問7: リアルタイムシステムにおいて,複数のタスクから同時に呼び出された場合に,並行して実行する必要がある共用ライブラリのプログラムに要求される性質はどれか。
リアルタイムシステムにおいて,複数のタスクから同時に呼び出された場合に,並行して実行する必要がある共用ライブラリのプログラムに要求される性質はどれか。
53.35%
問題本文
リアルタイムシステムにおいて,複数のタスクから同時に呼び出された場合に,並行して実行する必要がある共用ライブラリのプログラムに要求される性質はどれか。
選択肢
- ア.リエントラント
- イ.リカーシブ
- ウ.リユーザブル
- エ.リロケータブル
解説
プログラムの4性質(再使用可能・再入可能・再配置可能・再帰的)のうち、複数のタスクから同時に呼ばれても各タスクで正しく動く性質を問う問題である。リエントラント(再入可能)は、コードを共用しつつデータはタスクごとに独立して持つことで、同時並行に呼び出されても互いに干渉せず正しく処理できる性質であり、これがマルチタスク環境で共用ライブラリに要求されるので正解はアである。
選択肢ごとの解説
- ア.リエントラント(再入可能)は、複数のタスクから同時に呼び出されても、共用するコードに対してデータをタスクごとに分けて扱うため各々正しく実行できる性質であり、設問の要求に合致するため正しい。
- イ.リカーシブ(再帰的)は自分自身を呼び出せる性質であり、同時並行呼び出しへの安全性を表すものではないため誤り。
- ウ.リユーザブル(再使用可能)は主記憶に置いたまま繰り返し使える性質で、実行ごとにデータを初期化することが前提となり、同時に並行して呼ばれる用途は想定していないため誤り。
- エ.リロケータブル(再配置可能)は主記憶上のどこに配置しても実行できる性質であり、同時並行呼び出しの安全性とは無関係なため誤り。
応用情報技術者試験 平成28年度春期 午前 の過去問一覧へ戻る・問7