ITパスポート試験 ITパスポート 2009年 (平成21年 春期)33: 事業者の基幹となる業務で使用しているシステムにおける障害対策の考え方のうち,最も適切なものはどれか。

ITパスポート 2009年 (平成21年 春期)
Q 3333 / 100
事業者の基幹となる業務で使用しているシステムにおける障害対策の考え方のうち,最も適切なものはどれか。
この問の正解率:83.59%(1,426件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

事業者の基幹となる業務で使用しているシステムにおける障害対策の考え方のうち,最も適切なものはどれか。

選択肢

  • .障害が発生した際に短時間で復旧できると判断した場合は,混乱を避けるために復旧してから関連部門へ連絡する手順にすべきである。
  • .障害が発生した際には短時間で業務を再開させることが最も重要なので,システムを再起動して業務を再開させてから障害原因を究明する手順にすべきである。
  • .障害が発生した際の対処方法は状況によって異なるので,定められた対応手順よりも,現場での判断を最優先にすると規定すべきである。
  • .障害の発生は避けられないものと考えて,一部の障害によってシステム全体が停止したり,業務が再開できなくなったりしないような対策を準備すべきである。

正解

. 障害の発生は避けられないものと考えて,一部の障害によってシステム全体が停止したり,業務が再開できなくなったりしないような対策を準備すべきである。

解説

正解はエ。基幹システムでは障害の発生は避けられないという前提に立ち,一部の障害がシステム全体停止や業務中断につながらないように冗長化(フォールトトレラント設計)・縮退運転・バックアップ等を準備するのが最適な考え方。ア(連絡を後回し),イ(原因究明前に再起動),ウ(現場判断優先)はいずれもセオリーに反する障害対策の基本.

選択肢ごとの解説

  • .誤り。短時間で復旧できる見込みでも,関連部門への迅速な連絡は鉄則。連絡を後回しにすると顧客対応や二次対応が遅れ,信頼喪失や被害拡大につながる.
  • .誤り。短時間での業務再開を優先するあまり原因究明をせずに再起動すると,根本原因が残り再発する。原因を切り分けてから再起動する手順が必要(状況により縮退運転).
  • .誤り。あらかじめ定められた対応手順(ランブック)を最優先し,その上で例外事象に現場判断を行うのが原則。手順より現場判断を優先と規定するのは混乱を招く.
  • .正解。障害発生は避けられない前提で,冗長化・縮退運転・バックアップなどによりシステム全体停止や業務中断を防ぐ対策(フォールトトレラント設計)を準備するのが最適.

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