ITパスポート 2010年 (平成22年 秋期) 問1「電子メールの送信例のうち、受信者への配慮の観点から、最も適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約86%です。
正解
エ. 特別企画のホームページのURLを特定の限られた顧客に知らせるために、アドレスをBccに入れて送信した。
正答率 86.0%(2,014人中 1,732人が正解)
問題の解説
電子メールのあて先指定では、To/Cc/Bccの使い分けが受信者への配慮の核心となる.Toは主たる宛先、Cc(Carbon copy)は参考送付で受信者全員に他人のアドレスが見える.Bcc(Blind carbon copy)は他の受信者にアドレスが表示されないため、互いに知らない複数顧客への一斉送信に必須.また添付ファイルは圧縮し容量配慮するのがマナー.大量同報メールでアドレスを互いに見せたくない場面ではBccを使うことが個人情報保護の観点からも適切で、本問の正答ポイント.
選択肢ごとの解説
- 100名のアドレスを一度にToへ入れる行為は、受信者全員に他のアドレスが見えてしまう典型的な失敗例.アンケートのような互いに無関係な相手への一斉送信ではBccを用いるのが原則で、Toでまとめる本選択肢は個人情報漏えいに該当し不適切.
- 大容量資料を圧縮せずに添付する行為は、受信者のメールボックス容量を圧迫しダウンロード時間も長期化させる.受信者への配慮としては圧縮かオンラインストレージ共有が望ましく、無圧縮添付の本選択肢は配慮を欠き不適切.
- Ccは「参考までに」同報する宛先指定だが、To/Cc欄のアドレスは受信者全員から見える仕様.顧客同士が互いを知らない関係なら個人情報漏えいになるため、本来はBccを用いるべきで、Ccで送信した本選択肢は配慮不足.
- 正解.Bccはアドレスを他の受信者に開示せず同報送信できる宛先指定で、互いを知らない複数顧客へURLを案内する場面に最適.プライバシー保護とアドレス漏えい防止の観点から最も適切な配慮方法である.
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