ITパスポート 2010年 (平成22年 秋期) 問55「データ通信における暗号化技術に関する記述のうち、適切なものはどれか。…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約59%です。
正解
ウ. 電子商取引などで使用されるディジタル署名には、公開鍵暗号の技術が使われている。
正答率 59.2%(1,369人中 810人が正解)
問題の解説
ディジタル署名は、送信者が自分の秘密鍵で署名を作り、受信者が対応する公開鍵で検証する方式で、公開鍵暗号の技術が使われる。署名の検証により、送信者が本人であることと、内容が改ざんされていないことを確かめられる。暗号化そのものは盗聴を防ぐ手段であり、改ざんの防止や、鍵の配送の問題とは別に考える必要がある。
選択肢ごとの解説
- 暗号化に使う公開鍵は、広く公開してよい鍵である。鍵の配送が問題になるのは、送信者と受信者が同じ鍵を秘密裏に共有しなければならない共通鍵暗号である。
- 暗号化は通信内容を第三者に読まれないようにする機能であり、データの破壊や改ざんを防ぐことはできない。改ざんの検知には、ディジタル署名やメッセージ認証を使う。
- 正しい。ディジタル署名は、秘密鍵で作った署名を公開鍵で検証する仕組みで、公開鍵暗号の技術を応用しており、電子商取引で本人確認や改ざんの検知に使われる。
- 共通鍵暗号は相手ごとに鍵を安全に渡して管理する必要があり、不特定多数との通信には向かない。不特定多数との通信では公開鍵暗号が適している。
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