問題本文
業務分析を行うときに,DFDを用いて検討するのに適しているものはどれか。
選択肢
- ア.業務のクリティカルパス
- イ.業務の作業コスト
- ウ.業務の作業日程
- エ.業務の流れの改善点
解説
DFD(Data Flow Diagram:データフロー図)は,業務におけるデータの流れと処理の関係を視覚的に表記する図である.源泉/吸収(外部実体),プロセス(処理),データストア(蓄積),データフロー(矢印)の四つの記号で業務プロセスを表現し,業務プロセスの分析や改善点の抽出に活用される.作業日程の管理はガントチャート,作業の前後関係はアローダイアグラム(PERT図),コスト分析はABC分析やコスト分析表など,目的に応じて図表を使い分ける.
選択肢ごとの解説
- ア.クリティカルパスの検討にはアローダイアグラム(PERT図)を用いる.作業の前後関係と各作業の所要時間から最長経路(クリティカルパス)を求める手法であり,DFDの対象ではない.
- イ.作業コストの分析にはABC分析やコスト分析表を用いる.金額・件数の累積構成比で重要度を判定する手法であり,データの流れを示すDFDの対象とする情報ではない.
- ウ.作業日程の検討にはガントチャートを用いる.横軸時間・縦軸タスクのバーで進捗を可視化する手法であり,DFDの目的(データ流れの可視化)とは異なる用途.
- エ.正解.DFDはデータの流れと処理を四つの記号で可視化するため,業務の流れの問題点や改善ポイントを検討するのに最適な図.要件分析でよく用いられる.
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