問題本文
不正アクセス禁止法で禁止されている行為はどれか。
選択肢
- ア.インターネットのオークションサイトで架空の商品を販売し,落札者から現金をだまし取った。
- イ.他人のブログに誹謗中傷を大量に書き込んだ。
- ウ.他人の利用者IDとパスワードを無断で使用して,他人の電子メールを閲覧した。
- エ.不正にコピーして作成した海賊版の音楽CDを販売した。
正解
ウ. 他人の利用者IDとパスワードを無断で使用して,他人の電子メールを閲覧した。
解説
不正アクセス禁止法は「アクセス制御機能あり×ネットワーク経由」のコンピュータへの不正利用を禁じる法律。他人のID/PWを無断使用してログインするのが典型例で、第3条で禁止される。詐欺は刑法、誹謗中傷は名誉毀損(刑法・民法)、海賊版CDの販売は著作権法違反で、それぞれ別の法律で規制される。「ID/PWの無断使用×ネット経由ログイン」というキーワードが不正アクセス禁止法のサイン。
選択肢ごとの解説
- ア.不正解。架空商品販売で現金を騙し取るのは詐欺罪(刑法第246条)で処罰される行為。不正アクセス禁止法の対象ではなく、刑法での処罰となる。
- イ.不正解。ブログへの誹謗中傷は名誉毀損罪・侮辱罪(刑法)や民事不法行為の対象であり、不正アクセス禁止法では規制されない。表現の問題で別の法律枠組み。
- ウ.正解。他人のID/PWを無断使用してネット経由で他人のメールを閲覧する行為は、不正アクセス禁止法第3条で禁止される「他人の識別符号を無断で入力する不正アクセス行為」に該当。典型的な不正アクセス事案。
- エ.不正解。海賊版CDの販売は著作権侵害(著作権法)で処罰される。不正アクセス禁止法とは別の法律違反で、知的財産権侵害の問題。
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