ITパスポート試験 ITパスポート 2011年 (平成23年 特別)33: システム開発プロジェクトにおけるクリティカルパスに関する記述のうち,適切なものはどれか。

ITパスポート 2011年 (平成23年 特別)
Q 3333 / 100
システム開発プロジェクトにおけるに関する記述のうち,適切なものはどれか。
この問の正解率:73.41%(1,418件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

システム開発プロジェクトにおけるクリティカルパスに関する記述のうち,適切なものはどれか。

選択肢

  • .開発の遅延を回復するために要員を追加する場合,クリティカルパス上の作業に影響を与えないように,クリティカルパス上にない作業に対して優先的に追加する。
  • .クリティカルパス上の作業が3日前倒しで完了すると,プロジェクトの完了も必ず3日前倒しとなる。
  • .クリティカルパス上の作業が遅延すると,プロジェクトの完了も遅延する。
  • .プロジェクトにおいてクリティカルパスは一つだけ存在する。

正解

. クリティカルパス上の作業が遅延すると,プロジェクトの完了も遅延する。

解説

クリティカルパスアローダイアグラム上で所要時間が最大の経路で、ここの遅延が全体遅延に直結する。性質: ①クリパス上の遅延=全体遅延(本問の正解)、②要員追加はクリパス上の作業を優先、③クリパス上を前倒ししても別経路がクリパス化することがある(必ずしも同日数前倒しではない)、④クリパスは複数存在し得る。プロジェクトマネジメントの基本概念で、納期管理の要となる。

選択肢ごとの解説

  • .不正解。要員追加はクリティカルパス上の作業を優先すべき。クリパス外を短縮しても全体納期は変わらないため、リソース投入の優先順位が逆になっている。クリパス管理の基本原則に反する。
  • .不正解。クリパス上を3日前倒しすると別経路が新たなクリパスになる場合があり、全体は3日未満の前倒しにとどまる可能性がある。「必ず3日前倒し」とは限らず、サブクリパスの存在に注意。
  • .正解。クリティカルパスは全体の最長経路。ここの遅延は全体プロジェクトの遅延に直結するというのが基本性質。納期厳守のためにクリパス上の作業を重点管理することがプロジェクトマネジメントの要。
  • .不正解。クリティカルパスは複数存在することがある。同じ所要時間の経路が複数あれば全てクリパスとなり、全経路の管理が必要になる。「一つだけ」は誤り。

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