ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)42: プロジェクトにおいて,当初のプロジェクト範囲に含まれている,予測はできるが発生することが確実ではないイベントの対策費用のことをコンティンジェンシー予備という。あ

ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)
Q 4242 / 100
プロジェクトにおいて,当初のプロジェクト範囲に含まれている,予測はできるが発生することが確実ではないイベントの対策費用のことをコンティンジェンシー予備という。あるシステム開発プロジェクトにおいて,開発を受注したベンダ側のプロジェクトマネージャが計上するコストのうち,コンティンジェンシー予備に分類するのが適切なものはどれか。
この問の正解率:83.88%(1,241件)
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問題本文

プロジェクトにおいて,当初のプロジェクト範囲に含まれている,予測はできるが発生することが確実ではないイベントの対策費用のことをコンティンジェンシー予備という。あるシステム開発プロジェクトにおいて,開発を受注したベンダ側のプロジェクトマネージャが計上するコストのうち,コンティンジェンシー予備に分類するのが適切なものはどれか。

選択肢

  • .開発環境で機器が故障したときの機器の入替えに必要なコスト
  • .開発進捗を管理するプロジェクトリーダの作業に必要なコスト
  • .プロジェクトスコープ外のユーザの新しい要求に対応するために必要なコスト
  • .プロジェクトで採用を予定している,システムの品質管理ツールの購入に必要なコスト

正解

. 開発環境で機器が故障したときの機器の入替えに必要なコスト

解説

コンティンジェンシー予備(contingency reserve)は,プロジェクト範囲内で発生し得るが確実ではないリスク(既知のリスク=identified risks)への対策費用です。リスク登録簿に記載されたリスクに備える予備費で,プロジェクトマネージャの権限で使用できます。混同しやすいマネジメント予備(management reserve)は未知のリスク(unknown unknowns)への備えで上位の承認が必要です。本問の機器故障は予測可能だが発生確実でない典型的な既知のリスクで,コンティンジェンシー予備の対象となります。

選択肢ごとの解説

  • .正解。機器故障時の入替コストは予測可能だが発生確実でないリスク対策費用で,コンティンジェンシー予備に該当する。リスク登録簿に記載される既知のリスクへの備えで,PMの裁量で使用できる予備費。
  • .プロジェクトリーダの作業コストは確実に発生する直接費(人件費)で,コンティンジェンシー予備ではないため誤り。計画上の確実な費用は通常の予算項目として計上されるべきで,予備費の対象外。
  • .スコープ外の追加要求対応はマネジメント予備(management reserve)や追加契約の領域であり,コンティンジェンシー予備とは異なるため誤り。スコープ内のリスク対策(既知)かスコープ外(未知)かが分かれ目。
  • .予定購入する品質管理ツールの購入費は計画通りの直接費でコンティンジェンシー予備ではないため誤り。予算化済みの確実な購入費用で,リスク対策費とは性格が異なる。

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