ITパスポート試験 ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)46: システム開発プロジェクトにおいて,類似している他のプロジェクトの実績を基準として,単体テストの不具合発生率を評価することにした。品質計画におけるこの手法はどれか

ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期)
Q 4646 / 84
システム開発プロジェクトにおいて,類似している他のプロジェクトの実績を基準として,単体テストの不具合発生率を評価することにした。品質計画におけるこの手法はどれか。
この問の正解率:72.40%(1,801件)

解説

ITパスポート 2013年 (平成25年 秋期) 問46「システム開発プロジェクトにおいて,類似している他のプロジェクトの実績を基準として…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「マネジメント系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約72%です。

正解

. ベンチマーク

正答率 72.4%(1,801人中 1,304人が正解)

問題の解説

ベンチマーク(benchmark)は,他プロジェクトや他社の実績を基準として比較評価する手法で,品質計画の参考に用いられます。類似プロジェクトの不具合発生率を基準として自プロジェクトを評価するのはまさにベンチマーキングの典型です。混同しやすいのは統計的サンプリング(標本抽出による評価),パレート分析(影響度順位付け),ファンクションポイント法(ソフトウェア規模の見積もり手法)で,いずれも他プロジェクト実績との比較とは異なる手法です。比較対象の選定と分析が重要で,組織横断の知見活用が鍵となり,改善活動を促進します。

選択肢ごとの解説

  • 統計的サンプリングは母集団から標本を抽出して全体を推測する評価手法で,他プロジェクト実績との比較ではないため誤り。品質テストや監査で使われる確率論的な手法で,自プロジェクト内の評価に使う。
  • パレート分析は要因を影響度順に並べて優先対応を判断する分析手法。QC7つ道具の一つで,自プロジェクト内の要因分析に用いる。他プロジェクト比較ではないため誤り。
  • ファンクションポイント法はソフトウェアの機能数を基にした規模見積手法で,工数見積に用いる。他プロジェクト実績との比較評価手法ではないため誤り。プロジェクト規模の事前見積に使う別目的の手法。
  • 正解。他プロジェクト実績を基準として比較評価するのがベンチマーク(ベンチマーキング)。優れた他社・他プロジェクトの数値水準と自社・自プロジェクトを比較し,改善の指針とする手法で,品質計画で重要。

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