問題本文
JANコードを構成するメーカコードと商品アイテムコードの設定方法として,適切なものはどれか。
選択肢
- ア.公的機関に申請して取得する / 公的機関に申請して取得する
- イ.公的機関に申請して取得する / メーカが割り当てる
- ウ.メーカが割り当てる / 公的機関に申請して取得する
- エ.メーカが割り当てる / メーカが割り当てる
正解
イ. 公的機関に申請して取得する / メーカが割り当てる
解説
JANコード(Japanese Article Number)は流通商品識別用バーコードで,13桁(標準版)の構成は国コード(2桁,日本は45/49)+メーカコード(7または9桁)+商品アイテムコード(5または3桁)+チェックディジット(1桁).国コードとメーカコードは流通システム開発センター(GS1 Japan)などの公的機関に申請して取得し,世界で重複しないことが保証される.一方,商品アイテムコードはメーカ各社が自社内の商品ごとに任意に割り当てる.チェックディジットはモジュラス10で機械的に算出.以上からメーカコード=公的機関申請取得,商品アイテムコード=メーカ自身割当のイが正解.
選択肢ごとの解説
- ア.メーカコードを公的機関から取得する点は正しいが,商品アイテムコードまで公的機関に申請取得とするのは誤り.各商品の番号付与はメーカ各社の裁量で,商品コードを公的機関に申請する仕組みは存在しない.世界中で扱う商品種類が膨大なためメーカ運用で十分管理可能.
- イ.正解.メーカコードは流通システム開発センター(GS1 Japan)などの公的機関に申請して取得することで世界での一意性を保証し,商品アイテムコードはメーカ自身が自社の商品ごとに任意に割り当てる.JANコード13桁の標準的運用と完全に一致する適切な組合せ.
- ウ.メーカコードをメーカが割り当てると記述しているが,メーカコードは流通システム開発センター(GS1 Japan)などの公的機関が一意に管理・付与するのが世界共通の運用ルール.世界中で重複が起きないよう一元管理されるべきもので,メーカが自由に割当てては流通バーコード体系の秩序が成立しなくなるため不適切で誤り.
- エ.メーカコード・商品アイテムコードの両方をメーカ自身が割り当てるとするが,メーカコードは流通システム開発センター等の公的機関への申請取得が必須でメーカ任意ではない.世界共通流通コードとしての一意性を確保するために公的管理が前提となっており,両方ともメーカ任意割当てとする本選択肢の組合せは流通実務と乖離しており誤り.
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