ITパスポート試験 ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)33: 現行システムを新システムに切り替えるに当たり,システム移行計画書を作成した。システム移行計画書に記載すべき事項として,適切なものはどれか。

ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期)
Q 3333 / 100
現行システムを新システムに切り替えるに当たり,システム移行計画書を作成した。システム移行計画書に記載すべき事項として,適切なものはどれか。
この問の正解率:83.96%(2,051件)
この問題の本文・選択肢・正解・解説(展開)

問題本文

現行システムを新システムに切り替えるに当たり,システム移行計画書を作成した。システム移行計画書に記載すべき事項として,適切なものはどれか。

選択肢

  • .システムの選定方針
  • .新旧システムの並行運用に関するスケジュール
  • .新システムの成果物に関する品質評価尺度
  • .プロジェクトメンバの業務経歴

正解

. 新旧システムの並行運用に関するスケジュール

解説

システム移行計画書は,現行システムから新システムへ切り替える際の移行手順・スケジュール・体制・リスク対策・移行データ範囲・並行運用・教育計画等を定める文書である. 新旧システムの並行運用に関するスケジュールは,移行時のトラブルへの備え・段階移行の進め方として記載すべき中核項目. 一方,システムの選定方針は調達計画書,品質評価尺度は品質計画書や受入れテスト計画書,プロジェクトメンバの業務経歴は要員計画書・体制図に記載する内容で,いずれも移行計画書の主目的ではない. 計画書ごとの記載内容の対応を整理しておく.

選択肢ごとの解説

  • .誤り. システムの選定方針は調達計画書やシステム化計画書に記載する事項. どのシステムをどの基準で選ぶかという上流工程の判断であり,新旧切替のための移行計画書には通常記載しない. 移行計画書はあくまで切替実施のための具体策が主内容であるという役割を区別する.
  • .正解. 新旧システムの並行運用に関するスケジュールは,移行時に新旧両システムを一時的に並走させる期間・切替判定基準・データ同期方法等を含む,移行計画書の中核項目である. 切替リスクを段階的に潰す手段として並行運用は典型的な手法であり,そのスケジューリングは移行計画書に必須となる.
  • .誤り. 新システムの成果物に関する品質評価尺度は,品質計画書や受入れテスト計画書等に記載する事項であって,移行計画書の中核ではない. 品質基準は開発工程・受入れ工程の管理対象であり,稼働切替の手順を扱う移行計画書とは記載カテゴリが異なる. 文書の役割を区別する.
  • .誤り. プロジェクトメンバの業務経歴は,体制図・要員計画書・要員一覧等に記載する事項であり,移行計画書の主内容ではない. 移行体制(役割分担)を書くことはあっても,個人の業務経歴を詳細に記載するのは一般的でない. 文書ごとの記載粒度と役割を取り違えないこと.

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