ITパスポート 2014年 (平成26年 秋期) 問75「あるWebサーバにおいて,五つのディレクトリが図のような階層構造になっている。こ…」の正解と解説です。ITパスポート試験の「テクノロジ系」分野の過去問で、これまでの受験者の正答率は約63%です。
正解
イ. ../D/E/img.jpg
正答率 63.4%(993人中 630人が正解)
問題の解説
ディレクトリ階層は A の下に B と D, B の下に C, D の下に E. カレントディレクトリ B から E にある img.jpg を指定するには,Bの1階層上(A)に上がってからDに入りEに入る必要がある. 相対パスで書くと「../D/E/img.jpg」(.. でA に上がり,DとEを下る)が正しい. ../A/.. と書くとBに戻ってしまい不適切,./A/... は始まりが./なのでカレントBの下にAがある前提となり階層と合わない. 相対パスの「..」=1階層上,「.」=カレントの意味を踏まえれば一意に決まる典型問題である.
選択肢ごとの解説
- 誤り. 「../A/D/E/img.jpg」は,..でBの1階層上(A)に上がった後,さらにAの下に入ろうとしているが,..で既にAにいるためここからAは指定不要. 結果として無効な経路を辿ることになり,目的のEに到達できない. パスの最初の..でA階層に到達している点を意識する必要がある.
- 正解. 「../D/E/img.jpg」が正しい. カレントBから..でA階層に上がり,そこからDディレクトリに入り,さらにEディレクトリに入ってimg.jpgを指定する経路となる. 階層構造(AB,D / DE)を踏まえれば,Bから見たEへの最短相対パスはまさにこの形となる. 相対パスの基本.
- 誤り. 「./A/D/E/img.jpg」は,./で始まるためカレントディレクトリBの下にAがある前提となるが,実際にはAはBの上位ディレクトリ. 階層構造と矛盾するため不適切である. ./で始まる相対パスは「Bの下を辿る」意味になるが,Aは下位ではないので経路として成立しない.
- 誤り. 「./D/E/img.jpg」は,カレントディレクトリBの下にDがある前提のパスだが,実際にはDはBと同階層(共通の親Aの下)に位置するため不適切. Bの下にはCしかないので,./Dという経路は存在せずパスとして無効になる. 階層構造を辿る方向を取り違えた誤答となる.
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